今日一日、どういう風に過ごそうか?と、思案した結果、出かけることに。 森に。
さー、何処に行けばいいか???
住之江公園から地下鉄に乗って鶴橋へ。
鶴橋から近鉄の準急に乗って、花園ラグビー場のある花園を経由して枚岡へ。
駅の山側の改札を出たら直ぐ目の前が枚岡神社の最初の鳥居。 反対側は大阪平野。
そこから少し登ると本殿。
本殿の前で手を合わせてお祈り・・・
この枚岡神社から山の方に登ると3つ4つのハイキングコースがあります。
生駒山上へのコースを行けば暗がり峠に行くことが出来ますが、道案内の標識には「健脚コース3,1キロ、70分」と。
山道の70分は私には無理なので、枚岡展望台に行くことに。
足下が悪く且つ、狭い坂道や、乱雑な階段(木の根道)。
それにも増して、無数の小さな羽虫が私の細い目を攻撃。
眼を閉じたら、瞼で羽虫が挟まれたりして眼がチクチク。
心臓が破裂してしまうのではないかと思われるくらいの、私にとってはハードな山道。
でも、他のご老人はスイスイ。
私は休み休み山登り。 汗ダクダク。
やっと展望台に到着。 貧血で私は倒れそう。
真正面に、あべのハルカス。
ここまで登って来たら、何山か知らないけれど頂上までは後、ひと踏ん張り。
と、思って登り始めたのは良いけれど、足が重たくて、且つ、息切れ。
そして、小さな広場に出たら石碑が。
神武天皇が即位される3年前には、この地に枚岡神社が出来たそうです。 小さな石のほこら。
もう、足が一歩も前に進まなくなったので、只々、下山。
山の上り下りで、私は色んな人に声を掛けました。
「済みません、この道を行ったら何処に行きますか?」とか、
「先はまだまだですか?」等々と。
みんな、親切に応対してくれました。
出会った人たちには感謝、感謝でした。
山道を下って枚岡神社の境内に戻り、枚岡駅に。
午後3時半、帰りの電車は空いていて快適でした。
一人だけブクブク太ったオッサンがノーマスク。
登りは死ぬかと思う程のハードさでしたが、いざ帰路につくと、また、どこか木のこんもり茂った神社に、お参りしたいなと、思いました。
家に帰って風呂に入って、今日、着ていた物、マスクも含めて全部、洗濯しました。
一日を振り返ってみて、交通費はかかるけれど、家でウジウジ引きこもっているよりは、出かけた方が何倍も晴ればれして気持ち良いです。
明日も頑張ろうと、思いました。
明日も良い一日になりますように。
山道を一所懸命歩いていて思いました、「何か大切なものを探しているようだ」と。
心のよりどころと言うか、何かをです。