金曜日

最近、NHKのEテレで、超常現象を扱った番組があります。

最近の2週は、未確認飛行物体や、宇宙人の話しでした。

米軍が何かを隠しているという話から番組は入って行きましたが、結局、墜落した宇宙船も、宇宙人も現実にはなかったと検証して行きました。

飛行機のパイロットが見たという飛行物体については否定はしていませんでしたが。

この番組の何週か前には、幽霊が出るスポット(トンネルとか)を取り上げ、実際に幽霊は出ない、みんなが枯れ尾花を幽霊と見間違っただけだとの、結論でした。

なぜ、こんなことを書いたかというと、昨日の日記に「きつねつき」の話を書いたからです。

遠野物語には、摩訶不思議な話しがバンバン登場しますが、今のように夜も昼のように明るくはなく、新月の夜を闇が支配していた時代には当たり前のことだった思われます。

夜道を歩いていて、同じ道を何度も何度も歩かされ家に帰れない話し、狐か狸にだまされる話ですが、もしかして本人が酒に酔っていたら、ありゆる話です。

でも私は、隣の人がきつねつきになったのを経験したので、不可思議な話も、ちょっとは信じるかもです。

きつねつきになった人を家族で見に行ったら、掛布団からギョロっとした目から上だけを出し、私達をにらみ、「揚げ(油揚げ)食わせ、揚げ食わせ」と言っていました。

その人は竈(かまど)の灰を食べたりしていたそうです。

私がまだ小さい頃のことだったので、それ以上の記憶はありませんが。

でも、来世はあるだろう、と私は信じています。

確信はありませんが。

ただただ今生で真面目に生きて、死んでから天国に行きたいな、と思っています。

私は今日も、一所懸命に生きました。

明日も今日以上に、素晴らしい一日になりますように。