早や、11月も中旬、日ごとに寒くなっています。
今年の夏は、この夏が越せるかな?
なんて思い、なんとか越しました。
今は、今年の冬が越せるかな? なんて考えています。
本当に、弱虫な私で、我ながら始末がわるいです。
ものごとを暗い方に考え出したらキリがないので、そういう時は本に没頭するようにしています。
気分転換には最善の方法です。
今は辻仁成氏の「白仏」を読んでいますが、主人公(稔)の周りの人が死んだら、みんなが幽霊となって出て来ます。
辻氏は、霊とか人生とかを真剣に考えているのでしょうか?
今日も小学校の図書ボランティアに行って来ました。
今日は先輩男性ボランティアの人と一緒に仕事をしました。
本の返却、貸し出しに来た子は4人。
それ以外に図書室に来た子は6人で、計10人の子が来ました。
図書室に来る子はみんな底抜けに明るい子ばかりで、話をしていて楽しいです。
暇な時、図書室にある多くの本を見て回って驚きます。
日本史、世界史、昔ばなし、伝記、科学、料理、その他もろもろの物が漫画になっています。
私が子供頃はどうだったかは思い出せませんが、漫画でも良いから本を手に取って親しんでもらえたらと、私は思っています。
今日の読売新聞の17面の「人生案内(相談)」には、ちょっと考えさせられました。
相談の内容を要約すると、
本人は60代の会社員。 奥さんも同年代。
家には仕事をしていない30代の独身の息子が居て、3人暮らし。
夫である彼が性的不能になった頃から、妻は体に触られることを拒否するようになった。
彼は今でも妻を愛していて、彼女の手を握ったり、体に触ったりを何度かこころみたけれど、その度に拒否されたとのこと。
私達はどうしたら良いか・・との質問。
夫婦としてのスキンシップを彼は望んでいるけれど、妻は、それさえも拒む何かがあるのでしょう。
難しい話しです。
スキンシップはさて置いて、彼女の心の雪解けを気長に待つしかない、と私は思います。
夫婦って、本当に難しい・・・
寒いこんな夜は、ワイワイ、誰かと呑み喰いしながら、たわいもない話をしたい感じ。
明日も楽しい一日になりますように。
追い書き
昔、大阪では屋台が認めれていました。
市内の色々の所に、屋台があったものです。
頃は寒い寒い真冬、北風がビュービュー吹く夜中。
場末にある某都市銀行の脇に、屋台のおでん屋さんが出ていました。
木の長椅子が屋台の前にあり、そこに友達と2人座って熱燗を親爺さんにオーダー。
足下を冷たい風が吹き抜けて寒いこと。
でもでも、ブルブル寒さで震えながら、グラスになみなみと注がれた熱燗を口に含み、飲み込む時のあの幸せな気持ち。
あ〜、あの頃に戻りたいなー・・若かったあの頃に。
今、切実にそう思っています。