木曜日 (昭和の日・祝日)

朝、6時数分前、小さい方の目覚まし時計がカチ、カチ、カチと小さな音で鳴りだした。

この後ちょっとしたら、大きな音でベルが鳴り出す。

私は小さな音に反応をして寝ぼけたままで時計の頭を押す。

「あ〜、起きたくない、起きたくない」と身体が叫ぶ。

でも、私の理性が「起きろ」と叱る。

「そうだな」と思い、起きて布団の上に座る。

寝ぼけて転ばないよう気を付けながら立ち上がり、体重計に乗る。

その次に血圧計のベルトを左手首に巻きスイッチ、ON。

それと同時に体温計を左脇に挟む。

測り終わったら右脇に体温計を挟む。

体重、血圧、脈、体温を表に書き、アスマイルのサイトに入力。

これが済んでから、やっと、ホットコーヒーを作る。

外は雨。

今日も、忙しかった。

何かにつけて段取りが悪くなり、何かにつけて手間どる。

でも、今の自分の現状を見つめ、自分の現状を肯定する。

これで良いんだ・・・と。

今、読んでいる本は、青山美智子著の「お探し物は図書室まで」。

小学校の図書館が一般の大人にも開放されていて、そこに、ちょっと不思議な司書がいる。

太り過ぎて顎が埋没したメッチャ色白の女性司書。

彼女の適切な、神がかり的な本のお勧めにより、みんなが何かに目覚める。

単なる婦人服売り場に勤めていた20代の田舎出の女性の場合。

今いる職場に働く意義を見出し、本当の売り子を目指す意義を見出す。 司書のヒントによって。

ミステリーでもなく、警察小説でもなく、春の暖かさ、陽だまりのような小説。

たまには湯たんぽみたいな小説も良いかな!と、思いつつ読み進んでいます。

今日は雨の中、Aちゃんが遊びに来てくれたので一緒に飲みました。

Aちゃんの手土産は・・・「飲んでみー」と言って、アサヒのスーパードライの生ジョッキ缶一缶。

度数は普通のビールより、少しきつい目。

シュワ シュワ シュワと上品な、遠慮がちな小さな泡。

飲んでみたら、のどごしが重い。

恵比寿ビールか、キリンビールのクラシックのよう。

ちょっと不思議な味。 でも、美味しい。

でもでも、一缶飲んだだけで、酔った感じ。

Aちゃんを雨の中、駅まで送って行って家に帰って来てから、胃薬を飲みました。 まだ、酔っていて、幸せな気分。

今日の日記は、これでおしまい。

明日も、頑張って本を読むつもり。 

素晴らしい明日が、私を、みんなを迎えてくれる。

生きているって、素晴らしいよ・・・って。