今日は9月1日、防災の日です。
浅間山が噴火しました。
NHKの番組「ためしてガッテン」で防災についてやっていました。
災害にあった時、意外と人間は逃げないらしいです。
落着け、落着けと自分に言い聞かせて逃げないらしいです。
番組では言っていました。「落着いて逃げなさい」と。
阪神淡路大震災の時、私は揺れ始めて、すぐ目が覚めました。
部屋中が大きく揺れ、棚からカセットテープがポロポロ落ちてきました。
もう少し待ってみよう、逃げるのはもう少し待ってみよう、揺れがおさまるかもしれないと思い、布団の中でジッとしていました。
揺れがおさまりそうにないので、隣りで寝ていたOちゃんを起こしました。
「地震だよ」と。
Oちゃんは起きると直ぐ私の手を引いて、外に飛び出しました。
地面が揺れて、逃げる足元がおぼつかない状態でした。
夜明け前でまだ暗い外に出てマンションを見ていると、マンションは揺れ、コンクリートの壁がバラバラと落ちてきていました。
その中に揺れはおさまり、部屋に戻ってテレビをつけました。
暫らくして、神戸の惨状を映し出しました。ひどい惨状を。
まさに震災の時の私がそうでした。
もう少し逃げるのを待ってみよう。おさまるかもしれないと思いジッとしていました。
もしあの時、私の住んでいる所の地震がもとひどくなっていたら私は逃げ遅れて死んでいたかもしれません。
今度何かあったら早目に逃げる事にしようと、NHKの番組を見て思いました。