今日の読売新聞に載っていました。
“苦痛なく安心・・鼻から入れる胃内視鏡検査”という記事が。
口から入れていた内視鏡(胃カメラ)が精巧になり、鼻から入れて検査するというものです。
検査中に会話も出来るという。
よく「誠」の店で話題になっていました。
胃カメラを飲み込むのにどんなに苦労したか、大腸の検査の時に肛門からカメラを入れられ痛かったとかの話。
私も数年前の定期検診で色々な検査を受けたことがあります。
まず、直腸ガンの検査。
お医者さんが肛門から指を入れて、直腸に腫瘍がないか検査するものです。
この検査はオプションで別途お金が必要でしたが、どんなものか(気持ちが良いかどうか)経験をしてみたかったので金を出して、していてもらいました。
ベッドで横向きに寝ている私に先生が言いました。「入れますよ」と。
あーこれから指を入れられると思った瞬間、意識がなくなり、次に気が付いたのは、先生が「済みました」と言われた時でした。
あれ、本当に検査が済んだのかなと、私は不思議に思いました。
今度は違う病院で定期検査を受けた時、胃ガン、大腸ガン、肺ガンと沢山の再検査となったのです。
心臓はドキドキでした。
まず、大腸ガン検査。
私の前に検査を受けていた人(お爺さん)の麻酔が効きすぎて、目を覚まさないので予定より1時間遅れとなってしまいました。
Yのお父さん(検査好き)の話では、テレビで自分の大腸の中が見られるとの話だったので、私は期待をして検査に臨みました。
ところが、先生の「入れます」との言葉と共に意識がなくなり、「終りました」の言葉で気が付いた次第。
「本当に検査をしたのかな」といった感じでした。
次は胃カメラ。みんなが痛い、吐き気がするとの話だったので、心配をしていました。
麻酔をシュッシュと嗅がされ、「はい、飲み込んで下さい」と言われて、上手く飲み込んだのと同時に、またまた意識がなくなってしまい、「はい、終りました」の言葉で意識が戻りました。
結局、胃ガン、肺ガン、大腸ガンは異常なしの結果。
これは、病院の金儲けの為に検査を受けたのと同じ。
すごい時間と、すごく高い金を取られてしまいました。
私はおかしいなと思います。
酒飲みの私は、そんなにも麻酔が良く効くのだろうか。
それとも暗示にかかったのかしら。
それとも異物が私の体内に入ったら、私は意識をなくしてしまのだろうか。
楽しみにしていた直腸ガンの検査、心配をしていた胃ガン、大腸ガンの検査をしたにも関わらず、したという記憶がないので他人に面白おかしく体験談を話せないのです。
本当をいうと、医者にだまされたのではないかと、今でも思っている私です。