開店の挨拶回り

今日は頼んでおいたお店のゴム印を取りに行った。

お店の奥さんが言った。

「可愛いでしょう。女性にピッタリ」このようなことを言った。

“スナックかけふ”の店を女性の店だと思っている様子だった。

私はあえて何も言わなかった。

でも、私のイメージ通りの出来で嬉しかった。

印鑑を彫っている男の人に「かけふ」の印鑑を依頼した。

この人には30年前くらいから私自身の印鑑を頼んでいる。

この人は私好みの印鑑を作ってくれる腕の良い人である。

Mちゃんがデザインした店の印鑑見本を見せて、このような感じの印鑑を作って欲しい、素朴な感じに仕上げて欲しいと頼んだ。

料金は5,250円。

どんな印鑑が出来上がるかすごく楽しみ。

この後、Oちゃんと待ち合わせをしてダイソー(105円ショップ)に行った。

店への開店挨拶状と開店案内を入れる封筒を買いに行った。

この105円ショップに私の穿いているパンツと同じ物が売っていた。

私のお気に入りの迷彩色のパンツ。サイズはM。

何で〜と、驚いた。

私は迷彩色のパンツを何処で買ったかは忘れたが、決して105円ショップでは買っていない。

本当に何で〜だ。

家に帰り、開店挨拶状と開店案内を封筒に入れて家を出た。

酒屋に行き、依頼しておいたボトル(熨斗付き)を受け取り挨拶回りの開始。

4時半頃。

営業をしている店、ドアが開いている準備中の店から回り始めた。

流石に老けのお店はお客さんが結構入っていた。

Oちゃんは顔が広いが、私は全然駄目。

知らない店をいっぱい回った。

途中で自動販売機の前でドリンクを買い休憩をしていると、Yさんが通りかかられてお好み焼をご馳走してもらった。

生ビールも。

そこにMのマスターやGさんが来て皆で食べた。

私達は早目に失礼をして、挨拶回りの続きをした。

25店を回って、今日のノルマを達成。

大したこともしていないのに神経が疲れてヘトヘトになってしまった。

まだ新世界、北、南と挨拶回りをしなくてはいけない。

まだまだ頑張らなくてはいけない。

でも、嬉しいことがあった。

通りがかりの人に「掛布さーん」と大きな声で呼ばれた。

知らない人だったので「あの人はだれ?」とOちゃんに聞くと、「さっき挨拶回りをした時にお店にいたお客さんだよ」とOちゃんは言った。

早速、名前を覚えてもらい声をかけてもらえた。

感激。