男同士の生活

Aさんの来店。

Aさんは2週間に1ぺん、恵美須町に猫の餌や砂を買いに来られる。

その都度「かけふ」の店に寄って頂き、彼(B)との待ち合わせをされる。

Bさんは仕事の都合で来店は9時頃。

前回はBさんがメチャメチャ不機嫌だったので、Aさんが一所懸命に機嫌をとっておられた。

周りで見ていてもハラハラするくらいだった。

でも今回はBさん、すごくご機嫌で一安心。

今回は仲の良いお二人で、カラオケを楽しんでおられました。

Nちゃんの来店。

Nちゃんが付き合っている(?)彼(M)について話し出した。

作る料理の味が薄い。

この間は味噌の味がしないくらい薄かった。

(MちゃんはNちゃんの身体を心配して減塩を心がけているそうだが)

Mちゃんの作る味噌汁はすごく具だくさんで何でも入れるらしい。

それに、煮詰まっていて汁が無い味噌汁になるらしい。

皿に盛れるくらい汁が無いらしい。

そして南京など煮過ぎて形が無くなっているらしい。

Nちゃんは汁の多い味噌汁、具も二品くらいの味噌汁が好きらしい。

「Mちゃんの具だくさんの味噌汁は育った家がそうだからだろう」と言う。

もう20年位になるNちゃんとMちゃん、二人の仲を取り持っているのは元気という名の犬。

元気が死んだら二人はどうなるのだろう(別れるかも)ねと、話していました。

Nちゃんの話を聞いていて思う。

私と一緒に暮しているOちゃんは越後育ちで辛いものが好き。

でも一緒に住みだしてから、私の料理、薄味になれてくれた。

私の育った家は具だくさんの味噌汁である。

Oちゃんは汁けの多い味噌汁が好き。

だから私は味噌汁を作ると、Oちゃんの椀に汁を大目、私の椀には具を大目に入れている。

お互いに育った環境が違うのだから、暮していく上での違いはお互いに歩み寄らなくてはいけないと思っている。

でもでも、今でもしょっちゅう(四六時中)衝突をしている。

男同士で暮して行くのは本当に大変だと何時も思っています。

なんかかんかで今夜も終わりです。