商品価値がない

昼、Oちゃんに散髪をしてもらいました。

Oちゃんは全然嫌がらずに私の頭を散髪をしてくれます。

私はビデオを見ながらジッとしていると散髪をしてくれます。

私の母は昔は散髪屋をしていました。

私の頭の毛はものすごく硬く、その上に癖毛です。

「あんたの頭ほど刈りにくい頭はない」と常々母が言っていた頭を、散髪屋も嫌がる頭を、Oちゃんは一所懸命に、そして喜々として家庭用バリカンで刈ってくれます。

カミソリで襟足も揃えてくれます。

散髪屋に行くのが大嫌いな私はOちゃんに大感謝です。

Oちゃんは私の頭の散髪に生き甲斐をみいだしているようです。

店に仕事に行く時、頭と襟がメチャ寒いので、首にタオルを巻き、Oちゃんに借りた帽子をかぶり、ブルゾンのフードをかぶって仕事に行きました。

今日は二十四節季で云うところの大雪とか。

今年は例年より寒くなるのが早いとか。

先日は木枯らし一番がふいていました。

私の苦手な真冬に突入です。ブルブル。

今夜の最初のお客さんはSちゃん。

Sちゃんは褌のお店が大好きです。

北の褌の店によく行きますが「自分が行く日はいつも暇になる」と言って笑っていました。

Mちゃん、H君の来店。

Iさんの来店。

今夜、皆との会話で、私がビックリした話が一つあります。

Mちゃんが話し出しました。

「良く単行本を読むのだけれども、読み終えた本を古本屋に持って行っても引き取ってくれない本がある」と。

古本屋が言うらしい、「この本は引き取れません。私の方で処分しましょうか?それとも持って帰られますか?」と。

Iさんが言い出しました。

「あまりにもヒットした本は市場に出回りすぎて商品価値がなくなってしまい、古本屋も買い取ってくれない」と。

古本屋はどんな本も買い取ってくれるものと思い込んでいた私はビックリです。

あまりにも売れ過ぎた本は古本屋にとっては商品価値がなく、邪魔になるだけだと云うのです。

へー、そんなものかと眼から鱗でした。