昨夜の前半は歌のお上手なお客さんが揃われてカラオケタイム。
新曲、ナツメロなどの歌で賑わいました。
Oちゃんも2曲唄いました。
でも、私に唄えとは誰も言いません。
私は歌が下手だと、皆さん、ご存知だから。クッシュン。
F県のKちゃんとKOちゃんの来店。
二人のツーショットは本等に久し振り。
二人はアツアツの関係になって2ヶ月くらいです。
KOちゃんが店で撮った私の顔写真(携帯電話)をKちゃんに見せると、その写真は「私そのもの(真の姿)が撮れている。癒しの顔だ」とKちゃんは言いました。
そして、KOちゃんが撮ったKちゃんの顔写真のことを「よく撮れていない。それは私の本の一部分しか撮れていない」とKちゃんは言います。
Kちゃんは、「私には多面性があり、KOちゃんの撮った写真は本当の私の姿ではない」と強調をしました。
そして、「篠山紀信かアラーキー(荒木経惟)に写真を撮ってもらいたい」とKちゃんは言いました。
Kちゃんの言わんとしていることを、文章で表現するのはすごく難しい。
Kちゃんと私の顔は、それなりに良く撮れているのだと思うのだけれども、Kちゃんは難しいことを言いました。
Aちゃん、Bちゃんの来店。
AちゃんとBちゃんは歌を唄っていました。
Aちゃんの歌声が突然、涙声になりました。
続いて唄った「母がまだ若い頃、僕の手をひいて(無縁坂)」でも涙声になってしまいました。
どうしたのでしょうと、私は思いました。
そして、二人は別々に帰ろうとしました。
どうしたのだろうと、ビルの1階でAちゃんに少し話を聞きました。
「彼が浮気するのは許すけれど、彼は私の今の状態を理解してくれない」と。
「同居している母(80以上)の痴呆が始まり、私に我がままを言い出している」と。
その他もろもろの私の苦しい立場を彼は分かってくれないと云う様なことをAちゃんは私に言いました。
後から出て来たBちゃんは、私達に背を向けて無言で帰って行ってしまいました。
Aちゃんは、Bちゃんと反対の方向に歩き始め、「マスターごめん」と言って淋しく帰って行きました。
私はすごく悲しい気持ちでした。
Aちゃんには「よく話し合ってみたら」とは言ったのだけれども。
このまま別れないでね。
十年以上お付合いを続けて来たのだから、よく話し合って理解しあって、また二人で店に遊びに来てね。
待っているよ。
今夜も店は繁盛をしたのだけれど、チョッピリ淋しい気分です。
かけふの店に来られるお客さんの中にも、年老いた親と同居をされている人がいっぱいいます。
介護をされている人もいます。大変ですよね。
ほかに言いようがないのですが、頑張って下さいね。