朝の9時半、お客さんのYさんから電話。
「喫茶店のモーニングを一緒に食べましょう」の誘いの電話。
Yさん、Oちゃんと私の三人で喫茶店に行きました。
毎月21日には近くの四天王寺に市がたつ(露店が出る)ので、Yさんは古いレコードを買いに来られるのです。
Yさんはタンゴやジャズのレコードが主ですが、昔の歌謡曲のレコードも買われています。
多い時には10枚近くのレコードを買っておられます。
前には東京まで古いレコードを買いに行っておられました。
多くのレコードを買って、どうされるのでしょうね。
今夜の最初のお客さんはF君。
F君は50過ぎ、一人息子は20過ぎ。
息子が可愛くて可愛くて仕方なく、時々息子にキスをするそうです。
すると「おやじ、何すんねん」と息子に言われるとか。
奥さんは息子が小さい時に亡くなられて、男手一つで彼を育て上げたのです。
反抗期の時(3年間)は家庭内暴力で散々殴られたそうです。
F君は15年以上前から知っていますが、息子の家庭内暴力で苦しんだ素振りは一度も見せたことがありません。
人それぞれ、色々の苦労があるものですね。
新規さん二人の来店。
Mちゃんの来店。
F君の隣に座り、「F君が好きだ。好きだ」と言ってF君を困らせていました。
F君を助ける為に、私はMちゃんに言いました。
「F君はMちゃんを嫌いではないけれど、Hは出来ないらしいよ」と。
それでもMちゃんはF君の身体に触りっぱなしでした。
Mちゃん、会計をする為に財布を開けてMちゃんの顔色が変りました。
財布の中が空っぽなのです。
お札が一枚も無いのです。
「どこかで抜かれた」と言います。
Mちゃんはお昼からの飲んでいて酔っているので、どこかで財布の中身を抜かれたようです。
Mちゃん「前にも(抜かれたことが)あった」と言います。
Mちゃんは酔って斜めになりながら歩き、ATM機でお金を下ろしにコンビニに行きました。
隣に座っていたGさんがMちゃんに言いました。
「もし、下ろすことが出来なかったら戻っておいで、お金を貸して上げるから」と。
Gさんは優しいなーと、私は思いました。
皆さん、年末です。財布の管理は気を付けて下さいね。
Kちゃんの来店。
Kちゃんは事情があって会社を辞めたので現在失業中です。
でも、こつこつ貯金をしていたのでお金には困っていませんが、何かにつけて上手く行っていないのか、最近少々荒れ気味です。
でも、居合わせたお客さん達にKちゃんの話しの相手をしてもらいました。
優しいお客さん達に、私は本当に感謝です。