ゲイ専門の老人ホーム

雨がジャンジャン降る中、Aちゃんの来店。

Aちゃんの両親は奈良で健在とのこと。

でも、72才のお父さんは最近認知症になりかけていて、行く行くは奈良に帰り面倒を看なくてはいけないらしい。

大変だね、Aちゃん。

Aちゃんは言い始めました。

「ある人がね、将来ゲイだけの老人ホームのような施設を作ろうと、言っていたよ」と。

私は言いました。

「そう云う話は何十年前から話題になっているよ。でもね、話だけで実際にやった人はいないよ。奇特な人がいて資金を出してくれる人がいないと実現しないよ」と。

その後、もしゲイ専用の老人ホームが出来たらの話で盛り上がりました。

「もし出来たらゲイ専門だと云うことを近所に内緒にしなくてはいけないね」

「ボランティアに老け専の子に手伝いに来てもらうと良いね」

私、「もし出来たら、その施設の一角でスナックコーナーを作るよ。そして老け専門の人に飲みに来てもらうの。入居者が飲みに来た人の相手をするの」

「ウ〜ン、それだったら乱交のゲイサウナにみたいになってしまうね」

「うん、でも施設の運営資金はでるよ」とか何とか、馬鹿話に花を咲かせていました。

ア〜、誰か億単位のお金を出してくれる人はいないものでしょうか。

私は国民年金。何時年金制度が破綻するかもしれない。

私などは死ぬまで働かないと食べていけない。

ア〜、お先真っ暗だ〜。

明日は明日の風が吹く”なんてのん気なことを言っておられるような時代ではないもんね。