今夜、来店頂いた人達の中でアベックのお客さんは7組。
Kさん夫婦は北海道に行って来られたそうです。
北(きた)北海道を2泊3日で旅行をされたらしいけれど、Kさんのお父さん(78才くらい)は何処を旅行されたか地名を一つも覚えておられないと、Kさんは笑って言われました。
「北海道の最北端の町(市)は?」とKさんが言われると、お父さんは「?」。
「最北端の岬は?」、お父さんは「?」
面白い二人の会話でした。
WNさん夫婦は今日は能勢の妙見(宮)さんに行き、3時間位ハイキングをして来られたとのこと。
かなりハードなハイキングコースだったそうです。
それにしても、二人の行動力(毎週何処かに出かけておられる)にはビックリです。
Mさん夫婦は付き合いだされて10年近い。
Mさんには妻子があるけれど、Mさんは奥さんに「自分の小遣いは自分で稼ぐ。夜は飲食店で働き小遣いを稼ぐ」と言い訳(嘘)をされて、夜は相手の子の家で生活(同棲)をされ、朝、家に帰り仕事をされているそうです。
二重生活を難なくこなしておられるMさんはすごいと思いました。
ゲイの夫婦100組いてたら、100組とも違うパターンの夫婦。
それどれの夫婦の方の話を聞いたら本当にユニークな話題が多くて面白いです。
F君、店に来る前に、死んだ彼氏と一緒に歩いた所を一人で歩いて来たそうです。
高島屋の陶器売り場では、陶器を集めるのが趣味だった彼のことを思い出してジンときたそうです。
MS君(45才)、K市から来店。
MS君には一つ下の弟がいて、彼(東京)も独身で、兄弟は双子のようにそっくりだそうです。
「両親は大変だね。子供が二人共独身で・・・・彼もゲイかな?」と言うと、MS君は笑って言いました。
「東京のゲイスナックに飲みに行った時に、弟と間違われて弟のボトルが出てきたらどうしようと、心配する時がある」と。
Nちゃん、今夜は一人で来店。
一緒に暮している彼との生活が時々息苦しくなるようです。
そして今夜は彼に嘘を言って、一人で飲みに(息抜きに)来たようです。
最後まで残っていたNちゃんの話を聞きました。
もう、色々の事情もあり別れられない二人の生活です。
二人の人生を添い遂げて欲しいものです。
話し終えたNちゃんの顔は晴れ晴れとしてきました。
これで一安心。
店を閉めたのは2時でした。