水曜日

今夜の最初のお客さんはJちゃん。

同棲しているMさんの実家から送ってきた柿を持って来てくれました。

ありがとう。

Mさんは柿取りの手伝いで今日、実家に帰ったそうです。

「土曜日まで1人だ」と言って、Jちゃんは喜んでいました。

Jちゃんの携帯にMさんから電話があり、「電車で居眠りをして乗り過ごし今、橋本の駅だ」とのことでした。

Mさん、柿のお土産、待っています。

Aさんの来店。Bさんの来店。

AさんとBさんは20年前からの友達どうしです。

2人で面白い話をいっぱい聞かせてくれました。

2人のお母さんは共に70代。

Aさん(48才)はお母さんが大病をされた時に、家を売って1,000万円を用意されたそうです。

大病をされた後、お母さんが元気になられたそうですが、子供のように駄々をこねられるそうです。

Aさんが食事の用意をしても「こんな物いらない」と言ってお母さんが食べられなかった時には、あんまりにも腹が立ったので、作った物を全部捨ててしまったこともあるそうです。

家に帰ってお母さんがいない時はパチンコに行っておられて、パチンコに負けられた時は缶ジュースか缶ビールを必ず買って帰られるそうです。

Bさん(50才)は奥さんと子供、そして介護1級のお母さんがおられます。

奥さんはお母さんの介護をされないので、Bさんがお母さんの面倒を看ておられるそうです。

Bさんは朝6時に起きて、食事の用意をして、お母さんの所に持って行かれるらしいけれど、文句ばっかり言って、なかなか食べないそうです。

下の世話もされちるそうです。

AさんもBさんも、本当は深刻な話を面白可笑しく話されるので、みんなで笑ってしまいました。

そして2人は笑って言いました。

「殺してやろうかと、思う時がある」と。

今夜も面白いことがいっぱいありました。