月曜日

NちゃんとMちゃんの来店。

Mちゃんは地方に住んでいます。

仕事で大阪に来たので、Nちゃんとは約半年振りでのディートです。

Mちゃんが上野のO(淫宿)に行った時の話をしてくれました。

好みの男がいないなと思いながら館内をウロウロしているうちに掃除が始まり、みんながいなくなったそうです。

この時点で大半の人が帰ってしまったと、Mちゃんは思ったそうです。

Mちゃんは仕方なくサウナに入ったそうですが、そこには大勢いて、みんなは帰ったのではなくお風呂やサウナに移動しただけだったそうです。

サウナに入っていると、ジロジロMちゃんを見る40代の男(中肉中背)がいたそうです。

Mちゃんにとって、その男は好みのはんちゅうだったので、Mちゃんも見返していたそうです。

「あれが男を引っ掛ける合図なんだね」と、まだ経験の浅いMちゃんが言ったので「そうだよ。そんなふうにしてモーションをかけるんだよ」と、私は言いました。

「その男はね、自分のことを全部はなしてくれたよ。彼は高級官僚だったよ。本当かな?」と、Mちゃんが言ったので「Hした後に彼が話したのでしょう?だったら本当だよ」と、私は言いました。

その彼とは電話をしあう仲になったようです。

「そう云う所(淫宿)で好みでない男に付きまとわれたらどうしたら良いのだろう?」と、経験の浅いMちゃんが言うと、岡ちゃんが「もう(Hが)済んだ後だから駄目ですと言って、断ったら良いよ」と教えて上げました。

「精液が溜まるまで2、3時間でも待ちますと、言われたらどうするの?」と、誰かが言ったので、皆で大笑いをしました。

「田舎に住んでいるから、これから先、何回、男と(Hが)出来るのだろう?」と、Mちゃんは言っていました。

隣の席に座っていたのは大Nちゃんと小Nちゃん。

2人はカウンターの上で仲良く手を握り合っていました。

それを見て「仲が良いね」とMちゃんが言うと、「僕達もしようか?」と言ってNちゃんがMちゃんの手を握って上げました。

最初はぎこちなく握り合っていた手でしたが、2人の手がカウンターの下に移動してからは自然体になったようでした。

ほんと、地方に済んでいるゲイの人は大変だよね。

他人の目があるし、男同士の出会いはほとんどないし。

私は大阪に住んでいて本当に良かったと思っています。