木曜日

AちゃんとBちゃんの来店。

今日の午後、2人は花見を兼ねてデートをしたそうです。

Bちゃんが何となく憤慨(ふんがい)しているので、その訳を聞きました。

今日の12時40分、Aちゃんが家で食事をしているところに、Bちゃんからメールが来たそうです。

Aちゃんは携帯電話を取り出してメールの文面を見せてくれました。

・・メールの文面・・

着信時間 12時40分

2:30 京橋で会いましょう。(食事は抜きよ)

この短い文面でAちゃんとBちゃんの間で誤解が生じて、意志の疎通が出来なかったようです。

大事なところは(食事は抜きよ)のところです。

メールを受け取ったAちゃんは、その時すでに食事中だったので、「デート中は食事なし」と解釈したのです。

でもメールを送信したBちゃんは、仕事が忙しかったので12時40分の時点で食事をしていなかったそうです。

自分は今、食事を抜いている(食事をとる時間がない)。だから、京橋で会ったら食事をしましょう、と云う意味でメールをしたそうです。

でも、京橋で会ってみたらAちゃんは昼食をして来ていたので、腹の減っていたBちゃんは怒ったそうです。

Aちゃんは言いました。

「僕は悪くないよね」と。

う〜。確かに。

もし、この文面を見たらAちゃんが(デート中は食事なし)と解釈しても仕方ないよね。

みなさん、メールを出す時は、あんまり文面を省略しない方が良いかも。

Aちゃんは独身時代アパートに住んでいたそうです。

Bちゃんは言いました。

「アパートにはテーブル代わりのリンゴ箱しか、なかったよね」と。

Aちゃんの部屋にある時、大家さんが来て言ったそうです。

「お宅には布団がなさそうだから、うちに余っている布団があるから上げます」と。

つまり、Aちゃんは布団のない生活をしていたらしいです。

それを見かねた大家さんが布団をくれたようです。

Aちゃんの話では、Bちゃんが言ったリンゴ箱もなかったそうです。

「どうしていたの?」と聞いたら、「(毎晩)何もなしで手枕で寝ていた」そうです。

私からみたら、布団のない生活なんて考えられないけれど、豪放磊落なAちゃんだったらありうるかもと、笑ってしまいました。

布団もリンゴ箱もないアパート(時代)にあったのは洗いおけ(洗面器)だけだったそうです。

Aちゃんは会社勤めもしていて金があったはずなのに・・。

お金は全部、飲み代に回っていたのでしょうね。