火曜日(振替休日)

今夜の最初のお客さんはAちゃん(60才)

去年の10月頃、心斎橋を歩いていてゲイの知り合い(70半ば)に出会ったそうです。

「一緒に飲みに行かないか?」と、その人に誘われたけれど、たまたまその時、アイスクリームを買ったばかりで、アイスクリームが溶けたらいけないので、誘いを断ったそうです。

後日、彼の為にパソコンで作って上げた名刺が引き出しから出て来たそうです。

前回、作って上げた名刺もなくなる頃だろうと思い、彼に電話をしたそうですが「現在、使われていません」とのコール。

彼はよくE(淫宿)に行っていたのを思い出し、Eに行き、彼の消息を聞いたそうです。

そうすると、フロントの人が「彼は7月に亡くなったので、葬式に行きましたよ」と、答えたそうです。

Aちゃんが彼に会ったのが10月。彼が死んだのはその年の7月。

Aちゃんは幽霊に会ったのでしょうか?

「彼と一緒に飲みに行っていたら、Aちゃんはあの世に行っていたかもしれないね」と、私が言うと、Aちゃんは「うん」と、答えました。

Tちゃん、お連れさんと来店。

お連れさんの通称名はYさんで54才。

優男風のハンサムな人でした。

2人は会うのは2回目で、たまたま新世界で出会い、一緒に来てくれたそうです。

Yさんは、ゲイとしてはまだ3ヶ月で、まだ男と寝たことがないそうです。

Yさんは息子くらいの若い男はまったく駄目だそうです。

スナックで若い男が、腿などを触りモーションをかけてきた時に、男をぶん殴ったことがあるそうです。

そうYさんが話しをした時、みんなからブーイングが起こりました。

若い子がかわいそ〜。その子が腿や股間に触ってきたのは「好きだ」と云う合図だよ。もし、その人がいけないタイプだったら、「いけない」と口で断ればいいんだよと、みんなはYさんに説明をしました。

続いてYさんは話しました。

サウナで若い男に付きまとわれ、トイレまで付いて来たので、ぶん殴ってやったと。

またしても、みんなからブーイング。

付きまとわれて嫌だったら、やんわりと断ればいいじゃないと。

サウナなどで、トイレに入って、相手が付いて来たら“OK。やりましょう”と云う合図だよと。

「やると言っても何処でやるの?」とYさんが聞いたので、「2人で大の方(個室)に入ってやるのだよ」と誰かが説明をしました。

その話しを聞いていたゲイ歴3年でPを2本しか知らないKちゃん(57才)が話しました。

今日、時間が空いていたので映画館に行ったそうです。

その時、好みの男がいてKちゃんにモーションをかけてきたそうです。

でも、その男はあちらこちらの男に手を出していたので嫌になり、その男から逃げ回ったそうです。

最終的にトイレに逃げたら、そこまで男が付いて来たとか。

「あー、そうだったの。トイレに行くと云うことは合意した意味なの」と、Kちゃんは納得していました。

アァ〜。ゲイの新米(しんまい)は何も知らないねと、みんなは大笑いをしました。

男経験のないYちゃんは、奥さんと月1でセックスをしています。

男とのセックスの経験のないYちゃんは「女とのセックスは最高だ」と、言い張りました。

そうすると、「男同志のセックスも良いよ」と、みんなは口々に言い、「かえって男を知らないほうが良いかもね」とも、言いました。

今夜は面白い話をいっぱい、いっぱい聞きました。

でも、日記が長くなるので、このへんで止めときます。

今夜も満席。

連休中は多くのお客さんの来店があり、感謝、感謝でした。