今日はヨガの日。
まだ盆休みに営業した疲れが残っている私としては、行きたくなかったけれど、ずる休みも出来ないので行きました。
66歳の女の先生が言いました。
戦後間もない頃、大和川の側に引っ越して貧しい生活をしていたそうです。
最初は井戸水で暮していたけれど、大和川の側と云うこともあり井戸水が濁り出して井戸が使えなくなったそうです。
そして、近所の家(遠縁にあたる家)の水道からもらい水をしていたそうです。
バケツ2、30杯を家の亀に運ぶのが先生の仕事だったとか。
今から思えば、水道もお金がかかるのに、ずーっとただでもらっていた、何とか恩返しがしたいなと今年思い始めたそうです。
水をもらった家について調べたけれど、当時の家はなくなり所在が分からなくなったそうです。
先生は親戚の家に泊まり、阿波踊りに何度か見物に行っているそうです。
今年、ヨガ教室の50半ばで一人暮らしの生徒さんに「一緒に阿波踊りの見物に行きませんか?」と誘ったら、二つ返事で「行きます」とのこと。
一緒に徳島に行きタクシーの中で話をしたそうです。
そうしたら生徒さんが、戦後もらい水をしていた家の主の兄の子であることが分かったそうです。
恩返しをしたい、したいと云う思い(念)が通じたと言って、先生は喜んでいました。
「だからみなさんも念じ続ける事は大事ですよ。いつか叶う時がきます。みなさんもお世話になった人には恩返しをしなくてはいけませんよ」と、先生は言いました。
もう、お盆休みも終わったことだし、のんびりやりましょうと6時にオープンしました。
最初のお客さんはQちゃん。
1人で行った台湾旅行の話を聞きました。
日記に書くような特に面白いことはなかったようです。
Yちゃんの来店。
Yちゃんは年に1回くらいしか来ません。
なぜ“かけふの店”に来るかと云うと、Yちゃんはひょっとしたら前(6年前くらい)に少しだけ付き合ったN君に会えないかなと、思っているからです。
Yさんにとって、N君は最高の男だったようです。
好きになったYちゃんはN君に対して、ストーカーっぽいこともしたようです。
もう何年も思い続けているYちゃんの願いは叶うのでしょうか?
N君はもう何年も見かけていません。
「もうN君のことはあきらめたら?」と私が言ったら、Yちゃんは「あんな良い男は他にいない。無理だ」と言いました。