金曜日 春分の日 祭日

最初のお客さんはKちゃん。

今日は検査入院をしている92才のお父さんの見舞いに行って来たそうです。

「食事を食べさせて来た」と言ったので、「ア〜ンと口を開けさせて、食べさせて来たの?」と聞いたら、「配膳をしたり、お茶を注いだりして来た。食事は自分で食べられる」とのこと。「風呂は自分で入れるの?」と聞いたら、「自分では入れない。お姉さんが入れる」とのこと。病室は4人部屋で老人ばかり。その老人達を見て「あーはなりたくないな。歳が行く前に死にたいな」とKちゃんは感想を言っていました。

今日は、今日開通した“阪神なんば線”に乗って来たそうです。

「すごい人出だった。三宮から奈良まで一直線。便利になった」とのこと。

Kちゃんは香西かおりの新曲『大阪テ・キエロ』を唄った後、「『大阪テ・キエロ』の“テ・キエロ”はスペイン語で、日本語では“君を愛す”、英語の“I Iove you”と云う意味だよ」と教えてくれました。

KOちゃん久し振りでの来店。

KOちゃんも朝早く“阪神なんば線”に乗って来たとのこと。

今日は「ABCラジオ。おはよう道上洋三です」のパーソナリティの道上が長居競技場で短距離走の公開放送をしたので見に行って来たそうです。日本大学で陸上部だった道上(66才)ですが「走りはバタバタしていて散々だった。自分も一緒に走りたかった」とKOちゃんは笑って言いました。

長居ではメチャ寒かったので、あたたまる為と眠る為にR(淫宿)に行ったそうです。Rは混んでいたそうです。中肉中背の男が好みのKちゃん。60才くらいの理想の(奈良の)男と遊ぶことが出来たとか。良い男に出会えたことが嬉しくて、誰かに話したくて店に来たそうです。その男とは5月に会う約束もしたそうです。良かったねKOちゃん。KOちゃんが褌好きと云うのを今日、初めて知りました。

新規さん2人の来店。

KEさん(62才)とMさん(58才)とのこと。2人は「新しい店を開拓しよう」と云うことになり、かけふ日記を読んだことのあるKEさんが「かけふに行って見よう」と言われて来店頂いたようです。

2人は飲み友達。でも、2人共アルコールが弱いので緑茶のオーダー。「飲み友達は飲み友達でも、2人は茶飲み友達だね」と私は突っ込みを入れました。

2人共、歌を唄われたけれど2人共歌が上手でした。

Mさんが坂本冬美の「うりずんの頃」を唄われた時に、来店中のHさんが「うりずんて何?花の名前?」と聞いたので「初夏の頃と云う意味だよ」と教えて上げたけれど、パソコンで検索してみたら少し意味が違っているようなので沖縄大百科(サイト)から転載させて頂きます。

うりずん】 「潤い初め(うるおいぞめ)」が語源とされる。冬が終わり大地に潤いが増してくる時期(2〜4月)のことをいうが、本土の春とは趣が少し異なる。若葉がいっせいに咲き、草花はその彩りを増して、大地を潤していくていく、そんな様子が目に浮かぶ言葉である。よくネット上で「初夏」と紹介されているが、それは間違い。

Tちゃん、Sちゃんの来店。

祭日なのに、かけふの店が暇なのを見て、「前の店も暇だったよ。私達が店を出たら店が空っぽになったよ」とのこと。

どうも新世界は何処も暇の様なので少し安心をしました。

こう云う時もあるよね。

お墓参りもしなくてはいけないだろうし、給料前だものね。