日曜日

Tちゃん(60才)の来店。Sさん(36才)の来店。

2人はかけふの店以前からの知り合いです。でも“1番最初は何処の店で出会ったのだろう”とTちゃんはずっと考えていました。Sさんが言いました。「H(スナック)だよ」と。「あーそうだ、そうだ」とTちゃんも思い出して1件落着。2人は今はないH(スナック)の話で盛り上がっていました。

Sさんにとって小太りのTちゃんはタイプです。Sさんはずっと“Tちゃんは自分(S)に気がある”と思っていたそうです。でも今日、Tちゃんは言いました。「あんたはタイプじゃないよ」と。Tちゃんは若くて背が高い痩せた人はタイプじゃないようです。世の中、うまくいかないです。

Aちゃん(58才)の来店。

ここ何年も男がいなかったAちゃんですが、Aちゃんにも春が来たようです。男が出来たそうです。相手は1才年下で妻子持ち。「これまで男前がタイプだと言ってきたけれど、今度出来た男は男前じゃないよ。声にほれたの」とのこと。低音で良い声だそうです。相手は仕事が忙しくてそうそう会うことは出来ないそうですが、幸せいっぱいのAちゃん、ニコニコしっぱなしでした。良かったね、Aちゃん。

TAちゃん、お連れさんと来店。

お連れさんは56才のYさん(姫路)。三島由紀夫の小説「禁色」に登場する美青年の名前をゲイ名にしているとか。

2人は今日、K温泉(超ハッテン場)のラドン風呂で出会ったそうです。前に1度、K温泉で会い、お互いにタイプだと思っていたそうです。そして今日は2度目、Yさんの方から近付いて行き手を出すと、TAちゃんは内心“やっと来たか”と思ったそうです。「なんで自分から手を出さないの?」と岡ちゃんがTAちゃんに聞くと、「私は待ち子だから」とTAちゃんは笑って言いました。2人はラドン風呂で抜きっこをして来たのでしょね。2人は幸せそうでした。

K温泉はメチャ猛烈なハッテン場です。みんなバンバンやっているとか。ノンケの男が「男に手を出された」と番台に文句を言いに行くと「嫌だったら来るな」と云うような銭湯です。

行ったことのない人は是非1度、言って見て下さい。

2階のゲイスナックからお客さんの紹介。

お客さんが「知らない店に行きたい」と言ったので“かけふの店”に案内されたようです。お客さんの顔を見て、岡ちゃんは思い出してお客さんに言いました。「10年くらい前に誠(スナック)に来られていましたよね」と。誠は私達がお手伝いをしていたスナックで今はありません。

お客さんはHさんで66才、広島の人です。

Hさんも私達を思い出して、誠時代の話で盛り上がりました。