木曜日

午後5時頃、店にAちゃんから電話。「4月○日に店に行きます。Bちゃんに伝えておいて下さい」と、AちゃんからBちゃんへのデートの申し込み。AちゃんとBちゃんは何度か店で会い、前回は店が終わってから2人で他店に飲みに行った仲。

そして今日の最初のお客さんはBちゃん。

BちゃんにAちゃんからの伝言を伝えるとBちゃんはニコニコ喜んでいました。そして「○日は泊まりの予定で家から来る」と嬉しそうに言いました。

(Aちゃん、Bちゃんに伝えておいたからね。○日の来店、楽しみにしているからね。)

Tちゃんの来店。

Tちゃんは夜、眠れないそうです。そう云う時は夜中に起きてケーキを作っているとか。今夜もいっぱい手作りケーキを持って来てくれました。甘い物の苦手なHIさんの為に甘味をおさえたチョコレートケーキを作ったとかで「これをHIさんに渡しといて」と言って、私達に預けて行きました。

Tちゃんが作ったケーキはプロ並みで本当に美味しいです。みんなに出したけれど、みんな「美味しい」と言っていました。

Tちゃん、いつもありがとう。

Fちゃん、Sさんの来店。

個性の強い2人、最初の頃は喧嘩ばかりしていていましたが今はだんだん仲良くなり夫婦らしくなってきました。お互いがお互いを必要な人間だと自覚してきたのでしょうね。

勉強好きなSさんは今日、フランス語の教室があると言って、先に帰っていきました。

Fちゃんが面白いことを言いました。「英語で『お母さん』と云う意味のマミーにはミイラと云う意味もある」と。

そこで「『マミー イズ マミー』と言ったら『母はミイラです」と云う意味になるの?」と私が聞いたら、Fちゃんは「そうだ」と言いました。

(真偽のほどは私には解りませんが)

HさんとSさんの来店。

京都北山のマールブランシュのケーキを買って来て「今日はHさんの誕生日(59才)。みんなで食べよう」とSさんが言いました。

岡ちゃんがワインを出し、私がケーキにロウソクを立てて火を点けて照明を落とし、みんなでバースデーソングを唄いました。

歌を唄い終り、Hさんがロウソクの火を吹き消した後、ケーキを慎重に切り分けてみんなに出しました。

生クリームやスポンジケーキは柔らかく、甘味をおさえたメチャ美味しいケーキでした。

Hさん、おめでとう。Sさん、ありがとう。

Y君の来店。

Y君は男と何度か同棲をしています。今は30代の若い子と一緒に住んでいるそうです。でも、家の近くにお母さんやお姉さんが住んでいるので、自分がゲイだと気付かれているだろうと、Y君は笑って話していました。