土曜日

今日の最初のお客さんはSちゃんとFさん、5時に来店。

髭のFさんは久し振りでの来店。今日はSちゃんとFさんがたまたま出会って一緒に来店。

早い時間にそこそこ席が埋まり始めた頃、Sちゃんが言いました。「今日、浜坂から但馬牛を送って来た。1万円で買わない?」と。聞いていたみんなは「食べたい。食べたい」と言い、「ただだったら食べたい」「試食品だったら食べても良い」とか、但馬牛の話が延々30分くらい続きました。

みんなは但馬牛が食べたい一心でSちゃんをヨイショしました。

SさんがタイプのKちゃんが「後、6時間したら僕の誕生日(4月5日の誕生日のお祝いとして食べさせての意味)」と言うと、Kちゃんのことを好ましく思っているSさんは思案顔。しばらく考えてから「家から(但馬牛を)持ってくる」と言い出しました。みんなは内心“ヤッター”と嬉しそうな顔をしました。

「店にフライパンはあるの?」とSちゃんが言ったので、「卵焼きのフライパンしかない」と私が言うと、「だったら家からフライパンを持ってくる。美味しい塩も持ってくる」とSちゃんは言い、家に帰りました。

みんなは「本当に持って来るのかな?」「家に帰ったら寝てしまうのと違う」と期待しつつもそして不安げ。

「そろそろ帰ろうかな?」と思っているお客さんには「もう少し待ってみて」と私。

Sちゃんのマンションは店から5分くらいの所。帰ってくるのが“遅いな”とみんなが思い始めた頃、Sちゃんが帰って来ました。

大きなフライパンと岩塩と但馬牛(厚い切り身ブロック2枚)をSちゃんが差し出したら、みんなから「美味しそーう」と歓声が上がりました。

但馬牛は霜降りでメチャ美味しそうでした。

Sちゃんが「1センチか1センチ5ミリの幅で切るように。焼き過ぎないように」との指示。

私は一所懸命気を使って焼きました。

焼き上がって人数分の皿にのせてみんなに配りました。

みんなはSちゃんに「いただきます」と言い食べ始めました。肉は焦げ目が付いているけれど中は少し赤め。肉を口にしたみんなは「美味しい」「美味しい」と絶賛。

Sちゃんは満足そうな顔をして、みんなが嬉しそうに食べるのを見ていました。

そして、「フライパンと塩は置いて行く」とSちゃんは言いました。

気のいいSちゃん、ごめんね。ありがとう。

Tちゃんは昨日と今日とTちゃんの好きな歌手が尼湯(尼崎にあるスーパー銭湯)でコンサートをしていたので聴きに行ったそうです。

Mちゃん、Tちゃん、TOちゃんの来店。

MちゃんとKちゃんはハッテン場の映画館で会ったことがあるそうです。Kちゃんは挨拶をすべきかどうか思案したそうですが、「Mちゃんの目が血走っていたので挨拶をやめた」と笑って言いました。

Nちゃんの来店。

今日はお姉さん夫婦と香川まで墓参りに行って来たそうです。高速料金1,000円で。

都島から神戸に通勤しているMちゃんと枚方から八尾に通勤しているNOちゃんの来店。

2人の待ち合わせの場所は仕事帰りに都合の良い新世界だそうです。2人が会うのは月に1度くらい。Mちゃんは来るなり「明けましておめでとうございます」と今年初めて来たので挨拶をしました。