S君の来店。
S君は今日、「'０９食博覧会・インテックス大阪（南港）」に行った帰りに寄ってくれました。
「東京でも焼酎を造っているんだね」と言い、パンフレットを見せてくれました。東京伊豆諸島の名産品のパンフレットでした。椿油を始めとする名産品で明日葉を加工した物、黄八丈で作ったネクタイや財布、ガラス製品などが載っていましたが焼酎は前頁の方に沢山紹介されていました。何種類か（金を出して）試飲をしたそうですが、「美味しい焼酎もあったよ」とのことで、すこし酔っていました。
S君は今年になって付き合っている彼と同棲を始めました。一緒に住み始めて今まで知らなかった（育ちの違いによる）生活習慣の違いに戸惑うと共に（かなりの）ストレスを感じているようでした。
２間あるマンションで１人１部屋。テレビをあまり見ない彼から（S君がテレビを見ていると）「音を小さくしてくれ」と言われる。
歯磨きの時、「歯磨きのコップはどこにあるの？」と聞かれたそうです。S君は（歯磨きで）口をゆすぐ時は水道水を手で受けてやっているのに。彼は水をコップに入れて口をゆすぎ、洗面所にコップを置いたまま。薬を飲む時も新しいコップを使い、流しには使いかけのコップが次から次へと置かれっ放し。
便所の電気も点けっ放しで消されていない。
お菓子などはS君が知らないまに食べてしまっている。
食事の時、彼は必ず食べ物を少し残す。コーヒーも完全に飲み干さないで必ず少し残す。
食事の後片付けをS君が一所懸命にしていると、その間彼はゴロゴロしている。
彼が風呂から出て来て「入る？」とS君に言ったので「入るよ」と答えたそうです。S君が裸になり風呂に入ったら「湯船にお湯がないの・・・どう思う？彼は風呂から出る時、お湯を抜いているのよ。ホテルじゃーあるまいし。ホテルだったら１人ずつ入り、そのたびにお湯を抜き、お湯を入れるのは解るけれど普通、家でそんなことする？」と彼は憤慨。
そうだよね。私も岡ちゃんと一緒に住み始めてから３０年近く。「最初の頃は苦労したよ。いくら注意してもお互いに男同士で頑固だから直らないよ。あきらめるしかないね」とS君に言っておきました。
Fちゃんの来店。
彼はお兄さんと一緒に北海道旅行に７泊８日で行くそうです。お兄さんとは千歳空港で待ち合わせ。目的地は道北。お兄さんと会ってから何処に行き、何処に泊まるかを決めるそうです。全行程のんびりした汽車（電車？ディーゼル？）の旅だそうです。
「荷物になるからお土産は買わないからね」とFちゃんは言ったので「良いよ。土産話だけで」と私は言いました。Fちゃん、面白い土産話、頼むね。
Fちゃんは最初、“S君って嫌な子だな”と思っていたそうですが今日、会話をして“良い子だ”と思ったそうです。そうだよね。人って見た目では解らないよね。
今夜は連休明けの木曜日。店は暇でした。
S君からもらったS君お手製のカレー、食べたけれど美味しかったよ。ありがとう。
