金曜日

店に行く前、午後2時に銭湯に行きました。一番乗りでした。

雨がぽつぽつ降っているせいか入浴客は少なかったです。

そのうち、3、40代の83(隠語)が2人入ってきました。1人はガタイが良く、背中には鯉と緋ボタンの図柄の墨を入れていました。オチンコも良く見た目はなかなか可愛い83でした。

Aちゃんの来店。

この間、(Aちゃんより)少し若い彼が出来て3回くらいHして2人は上手くいっていると思っていました。ところが今夜来て、「彼と別れた。メールのやり取りもしていない」とAちゃんは言いました。本当に別れたのか?もし本当に別れたとしても何で別れたのだろう?と、私は不思議に思いました。

Aちゃんは店の奥の方に座っていましたが出入り口に近い方に席をかわると言い、席をかわりBちゃんの隣の隣に座りました。

AちゃんとBちゃんの2人、全く会話がありません。かなり時間が過ぎた頃、熱い物が発せられているのを感じ、Aちゃんの方を見るとAちゃんがBちゃんに「タイプだ、タイプだ」と云う視線を発していたのです。

“あ〜、そうか。AちゃんはBちゃんがタイプだったので席をかわったのね”と私は気付きました。

また、BちゃんもAちゃんのことは嫌いではない様子。

初対面で会話の少ない2人でしたが中島みゆきのことや歌で話したり唄ったりし始め、「今度はいつ来るので又、会いましょう」と云うことになりました。

上手くいくか?いかないかは本人次第。

私はイライラしながら2人の成り行きを見ていました。

Bちゃんが帰ってからAちゃんが言いました。「Bちゃんの素直な唄い方が良かった(気に入った)」と。

この後、みんなはカラオケで中島みゆきの歌を何曲も唄いました。

HさんとSさんは明日は休み。「(TSホテルに)泊まるの?」と、みんなが聞くと、「今日は帰ります」との返事。エレベーターホールでSさんに「今日の勝負パンツはどんなん?」と聞くと、「4,500円のパンツです」とニコニコ答えてくれました。

最後のお客さんはCちゃんとDちゃん。

2人は最近、引越しをしたのですがマンションの部屋の契約の時、Cちゃんは同居するDちゃんのことを“甥っ子”と紹介したそうです。そして不動産屋が「甥っ子さんの名前は?」とCちゃんに聞いたそうです。下の名前でDちゃんのことを読んでいたCちゃんはDちゃんの苗字を忘れてしまい思い出せず、不動産屋の前でDちゃんに聞いたそうです、「お前の苗字は?」と。

Dちゃんは憤慨して言いました。「どこに甥っ子の苗字を忘れる人がいるの?」と。

そこで、みんなは言いました。「そりゃーCちゃんが悪い」と。

(私達もCちゃんのことを“浮世離れをした人だ”と常々思っています。)

酒飲みのCちゃんは会社の人を2人の部屋に勝手に連れて来るそうです。そして、「あれをせい。これをせい」とDちゃんをこき使うそうです。

「Cちゃんは風呂に入らない。足が臭い(等など)」とDちゃんは小言を言っていましたが、Cちゃんはニコニコ聞いていました。

Cちゃんは本当に憎めない人です。