木曜日

Fちゃんの来店。Mちゃんの来店。

Mちゃんは前回来た時に帽子を忘れて帰ったので、今日は帽子を取りに来ました。

Mちゃんは高校の時、みんなは女が好きだと言うのに自分は男が好き。“自分はおかしい、これは病気だ。世界に1人しかいない病気だ”と思い、(親には内緒で)精神科に行ったそうです。先生に「それは同性愛で、同性愛の人は他にもいる」と聞かされて安心をしたそうです。

20才頃にニュージャパンサウナでアルバイトをしていたそうです。そこで同僚に本屋を教えてもらい行き、ゲイ雑誌「薔薇族」を見つけ買い求めたとか。“男対男としての童貞を捨てたい”と思い薔薇族にある文通欄で大阪から遠い福井の人に手紙を書き、会ったそうです。その人は有名なお寺のお坊さんで50代半ばの人。彼とホテルに行き初体験。彼とは2回会い、スナックにも連れて行ってもらったそうです。それからは一人歩き。最初のうちは単に年上だったら良かったのですが、年を得るごとに年配(70でも80でも)の人が良くなったそうです。

「シミやしわがあればあるほど良い」そうです。

Mちゃんはゲイの世界の有名人や大金持ちとの交際もあったとか。名前を聞いてビックリしました。

FUちゃん、昨日に続いての来店。

FUちゃんは何も言わなかったけれど、パチンコで少し勝ったような雰囲気でした。

FUちゃんがこの間まで付き合っていたSさんの来店。

SさんはFUちゃんから2つ席を離れた所に座りました。私達や来店中のFちゃんは、何度も2人が別れた理由を聞いています。でも、復縁する可能性もあると思い、2人がよりを戻すよう説得をしてきました。でもでも、今日の2人を見ていて、もう2人の仲は駄目だと、みんなは確信しました。超頑固な2人には“相手の話を聞く。相手を許す。好きだから妥協する”と云った寛容な心が全く見られません。グチグチと相手の短所を言い合うだけの2人でした。平行線もよいところ。みんなはあきれてしまいました。かっては仲睦ましい時もあったのにね・・。

Yちゃんの来店。

Yちゃんには13年間付き合っている(今はセックスレス)の人がいます。彼とまだアツアツの頃の話をしました。Yちゃんは早く仕事を切り上げ食事を作って彼が来るのを待っていたそうです。毎日、彼は9時前後にYちゃんの所に来て食事をして風呂に入り11時頃に帰って行ったそうです。彼がD駅に着くと自転車で迎えに行き、11時に自転車で駅まで送っていたそうです。彼が帰るとYちゃんはホッとしたそうです。愛し合っていても毎日のこととなると疲れるみたいです。「自分は同棲は絶対無理だ」とYちゃんは言っていました。

「同棲が向いている人と向かない人がいるよね」と私が言うと、みんなは納得していました。

私と岡ちゃんは30年近く同棲をしています。お互いに忍耐の連続です。でも、同棲をしたからこそ今まで続いていると思います。忍、忍です。

Yちゃんの話を聞いていたSさんが、離婚する前の生活の話をしました。夫婦共働きでYさんが料理を作ることが多かったそうです。おかずとして野菜炒めを作ると、肉の好きな奥さんが「肉が入っていない」とか、よく文句を言っていたそうです。その点、息子は野菜が好きなので喜んで食べていたそうです。

奥さんの文句は多分、食事だけのことではなく、Sさん自身に対して言いたい事がいっぱいあったのだろうなと、私は想像しました。

「男と女の夫婦でも、男同士の夫婦にしても、言いたいことを小出しに言わなくてはいけないよね。言いたいことを言わずにいて一気に爆発させると夫婦も壊れてしまうよね」とFちゃんは言っていました。

Tちゃんの来店。

本来、今日は休みの日ですが、お仕事の関係で宴会があったので行って来たそうです。付き合っている彼には「飲みに行くけど良いか?」と電話をして、了解をもらって飲みに来たそうです。

何時も相手の話の聞き役になっているFちゃん、今日も適切なアドバイスをしていました。他人の話をいっぱい聞いてFちゃんは疲れないのかな?Fちゃんには感謝です。

Tちゃん、電車がなくなったのでタクシーで帰りました。Tちゃんは明日、“パリ祭・シャンソン”を聞きに行くそうです。