月曜日

最初のお客さんはHちゃん。

Hちゃんは今日、和泉葛城山 に1人で行って来たそうです。ハイキングコース(片道2時間半)を1時間半で歩いて来たそうです。盆開けの月曜日で人は誰もいず、心細かったそうです。9月の始めに富士山に登るので足慣らしだそうです。

Hちゃんが前彼とSMの店に行った時の話をしてくれました。前彼はHちゃんより若く、「SMの店に行ってみたい」と言い出したので、堂山のSMの店に行ったそうです。2人で入って行くと、「同伴では店に入れません」と店の人に言われて、Hちゃん等は別々に入り、席も離れて座ったそうです。店には先客が1人いて、Hちゃん等が行くと明らかに顔をそむけていたとか。

先客はHちゃんが行くスナックTIの常連で紳士で感じが良い人だったとか。

先客は名前を呼ばれて2階に上がっていったそうです。

「それ以後、その人は2度とスナックTIには来なくなってしまった。私もSMの店でのことはスナックTIで1度も話さなかった。その人に悪いことをした」とHちゃんは言っていました。

そのSMの店はMのお客さんがお金を出して、店の人にSをやってもらうシステムです。

店の先客は2階に上がりSMをしてもらったのでしょう。それを恥じた(?)先客はスナックTIに行かなくなってしまったようです。

話を聞いていたKさんも私もSMの店に出入りしていた人間。別にSMのMであることを隠す必要も恥じることもないのに、「私はMで〜す」と笑い飛ばせば良いのにねと、2人は思いました。

でも、その人は真面目な人なんでしょうね。

Kさんは最近、飲んでいて記憶がなくなることが多いそうです。

先日は上等の自転車を新世界で盗まれてしまったそうです。

Kさんは休みの日は時々、早い時間から飲むそうです。

ある日、居酒屋で飲み、早い時間から開いているゲイスナックに行ったそうです。時間は4時頃、ゲイスナックには50代の先客がいたそうです。先客はペニスを出し、「R(淫宿)で3発抜いて来た。俺のはでかいだろう」と言いながらペニスを手でもてあそんでいたそうです。そして、店の若い子に「入れたるからケツを出せ」と、からかっていたそうです。

Kさんは酔った男の行為に対して「サイテイ(最低)」と言っていました。「その男のペニスは大きかったの?」と聞いたら「別に」とKさんは言っていました。

「今年漬けた梅干がそろそろ出来るので持って来てあげる」と言ってKさんは帰って行きました。

Kさん、梅干を楽しみにしているからね。

WNさんの来店。

盆休みに大Nちゃんの家に孫が3人(娘2人の子供達)遊びに来たそうです。盆が開けて帰っていったそうですが、孫の相手は(体力勝負で)大変だったそうです。

今夜も2人は歌を唄いましたが2人共、なかなかいつもの調子がでませんでした。

小Nちゃんはなぜか心がしんみりする歌を多く唄っていました。

比嘉栄昇の「旅の終わりに聞く歌は」を小Nちゃんが唄ったけれど、この歌は父親が亡くなった母子家庭の子(男)の歌だったんですね。私は歌を聴いて、もらい泣きしてしまいました。

11時半頃、KOちゃんとKEちゃんの来店。

「KEちゃんは11日が誕生日だったよ」と言ったので、お祝いにスイカやイチジクを出してお祝いをしました。KEちゃんは53才になったそうです。おめでとう。

KEちゃんは「死に顔を見れば、その人の生前の生き様が分る」と言っていました。

KOちゃんが生まれて始めてのお骨拾いはお母さんだったそうです。「なんで骨拾いを遺族がしなくてはいけないのだろう。焼き場の人が拾ってくれて骨壷だけくれたら良いのに」とKOちゃんが言ったので、「生きている人間もいつかは死に骨になるんだよと云う諭し(さとし)と違う」と私は言いました。