Mさんの来店。
60才で仕事を辞めたMさんは今、四六時中奥さんと一緒だそうです。買い物も一緒に行くそうです。夜、寝る時も一つのベッドで奥さんと手をつないで寝るそうです。
独立した子供(男と女)は2人。今まで奥さんとセックスをしたけれど子作りの為のセックスだったそうです。
そのセックスも奥さんにPを立たせてもらってのセックスだったようです。
Mさんの男の世界での経験は豊富だろうと私は想像していたけれど、Mさんの話しではそうでもないようです。
男との大恋愛も一度もなく、燃えるようなセックス(エクスタシー)も経験もないそうです。
これまでSMで男を縛ることに専念したり、ヌードヨガにも参加してきたけれど、Mさんのゲイとしての心は満たされなかったようです。
店で何度もトイレに行き、「前立腺肥大かもしれない。夜、何回もトイレに行く」と言いました。
「そろそろゲイの世界から足を洗おうかな?」と言い出しました。「最後の最後にバックを突かれてから足を洗いたい」と言い、バックを突く相手として来店中のTちゃんを指名しました。Tちゃんは苦笑い。
「今からではバックの開発は無理だろう」と云うのがみんなの意見でした。
私はMさんが帰ってから思いました。Mさんのセックスライフは不満足なものだったろうなと。そして前立腺肥大で本当にゲイの世界から足を洗うのだろうなと。
Tちゃんには手作りのケーキをもらいました。久し振りに作ったそうです。今回のケーキはリンゴとシナモンの入ったケーキだそうです。ありがとう。
Tちゃんは今夜も話をいっぱいしてくれました。
ある男と付き合っている時、男は直ぐ借金をするようなルーズな男だったそうです。そして、Tちゃんからも金を借りる男で、返してもらう当てもなく借用書を書かせていたそうです。男がいなくなってから借用書の額やその他を計算したら(貢いだ額)2,000万円くらいになったそうです。
Tちゃん自身も男に金を与えた為に1,200万円くらいの借金が残ったそうです。
返済に困ったTちゃんが会社に相談したら会社が金を立て替えてくれたそうです。
完済するのに8年かかったとTちゃんは笑っていました。
その他、面白い話をTちゃんはいっぱいしてくれました。
Tちゃん、今夜もありがとう。