水曜日

読む本がなくなったので図書館に行きました。

「少年H」上下2巻を返し、新しく借りる本を探しました。

O市のIさんが言っていた本、半村良の3部作(題名は分らない)を探しに半村良の書棚に行きました。

書棚を見ていると、それらしき本がありました。

「黄金の血脈・天の巻」、「彷徨える黄金・地の巻」、「黄金郷伝説・人の巻」。

多分、これだろうと思い、借りて来ました。

少し読み出したら面白そうな本でした。

最初のお客さんはAちゃん。

Aちゃんは何時も行くスナックに行こうと思ったら「臨時休業だった」そうです。

それで店に来てくれました。

美容師のAちゃんに「お店はどうしたの?」と聞いたら、「暇だったので閉めて来た」そうです。

Qちゃんの来店。

AちゃんとQちゃんは顔見知りですが、かけふの店で始めて会うので、「この店に来ているの?」と驚いていました。

Qちゃんはカバンの中から、自分で漬けた茄子の漬物を出して、くれました。ありがとう。

Qちゃんは韓国のドラマ「女人天下」を観ていますが、「今のところ、落ち着いているね(面白くないね)。衣装は使い回しだね」と言っていましたが、私も同感。今のところ、ドラマの撮影も筋も雑な感じがしています。

TちゃんとTAさんの来店。

TAさんは岩手の出身でゲイスナックは今日で2回目です。

“ゲイスナックは暗くて、キラキラしていて(派手で)、中の人は女装をしているものだ”と、TAさんは思っていたそうです。

TちゃんとTAさんは何処で出会ったかは話してくれません。

2人は仲良く話していましたが、半ノンケのTAさんとTちゃんはHをしたのでしょうか?これからなのでしょうか?

Y君、お連れさん2人と来店。

2人はOちゃん(58才で東京出身。子供は3人)とTAちゃん(55才で鹿児島出身。独身)で、2人で居酒屋をしているそうです。

居酒屋はもう30年もしているそうです。すごいね。

「2人は関係があるの?(昔は付き合っていたの?)」と聞いたら、「男の数が多いので、覚えていません」とOちゃんが笑って言いました。

居酒屋はゲイスナック街の近くなので多くのゲイの人達が来てくれるそうです。

ノンケの女装(金持ちで社長)が1人、来るそうですが、すましているのでどんな会話をしたら良いか、Oちゃんはいつも悩むそうです。

Oちゃんからは面白い話をいっぱい聞きました。

TAちゃんは始めてのせいか無口でした。

Y君と2人が帰った後、店は中途半端になりました。

店を閉めるには少し早いからです。

どうしよう?と思っているところにRちゃんの来店。

Rちゃんは昔、肺がんの手術をしましたが今は元気です。

Rちゃんは自分のことは何も話してくれませんが、人の噂では昔は人に歌を教えていたそうです。

歌といっても演歌ではないと思います。

Rちゃんはテナーだそうです。

テナーもテノールも同じ意味で、秋山雅史や錦織健と同じ音域だそうです。

ちなみに今夜来たY君はカウンターテナーです。

Rちゃんに「歌を教えて」と頼み、私は1曲「季節は四葉のクローバー(小田純平)」を唄いました。

一番を唄うとRちゃんが「こぶしは入れないで」と言いました。

歌を唄い終わると、「前より上手くなっている」と褒めてくれました。でもでも、私は前々から歌が下手で通っているので「前より上手くなった」と言われても嬉しくありません。前にお手伝いをしていたスナックMでは、(店での)3大音痴の1人だったからです。

だから「前より上手くなった」と言っても、“まだ人並みではない”と云うのと同じ意味のような気がします。

歌が上手になりたいと切望している私です。

Rちゃんは出張で仙台に行っていたそうです。仙台は緑(樹)が多くて綺麗な街だったそうです。

1回だけゲイスナックに行ったそうですが、木曜日なので他にお客さんはいなかったそうです。

Rちゃんが帰ったのは11時半。店を閉めることにしました。