今夜、最初のお客さんは東京のMちゃん。
Mちゃんは月に1回くらいの割合で出張しているそうです。
「地方のゲイスナックに行くの?」の聞いたら、「海外への出張」との返事。
東南アジアへの出張だそうです。
中国にもゲイスナックやマッサージなどがあり、ゲイ産業が盛んだそうです。
中国や香港のゲイの人は自分に正直に生きる人が多く、カミングアウトをしている人が多いそうです。
周りの人々もゲイの人達の生き様を認めているとのことでした。
中国ではスナック等に時々、手入れが入るので、場所がよく変わるそうです。
昔、“中国ではゲイの人は公開死刑になる”なんて恐い話を言われていたけれど、今はそうではないらしいので私は安心しました。
「香港では日本人が経営するスナックもある」とMちゃんは言っていました。
「中国語は話せるの?」と聞いたら、「勉強はしたけれど頭に入らない。中国語は話せない」とMちゃんは言って、笑っていました。
「東京では、あまり飲みに行かない」とのことでした。
TちゃんとSちゃんは今日、スパワールドに行って来たそうです。
Sちゃんが五十肩(右肩)になったので、“少しでも楽になれば”と思い、行ったそうです。
パチンコをする分には良いそうですが、トイレでは痛くてお尻が拭けないそうです。
「運動不足だよ。一緒にヨガに行こう?」と私が言っても、Sちゃんは笑っているだけでした。
最後のお客さんはSちゃんとMOちゃん。
MOちゃんは今日、6年くらい付き合った人(60過ぎ)がガンで亡くなったので葬式に行って来たそうです。
葬式に行くと、亡くなった彼のお姉さんに「最後までいて」と言われたので、初七日の法要にも参加して来たそうです。
「お姉さんは2人の関係をしっているようだった」そうです。
明るく振舞っていたMOちゃんですが、心の中は淋しそうでした。