今日の最初のお客さんはT君(38才)。
店に来るなり、「今日は、始めての体験をしました」と、言いました。
話を聞いて見ると、今日初めて、1人で焼肉屋に行って来たとのことでした。
新世界の焼肉屋の前を行ったり来たりして、やっと店に入ったそうです。
牛肉のロースなど何種類かを食べ、ビールを飲んで来たそうです。
「1人で焼肉を食べるのは淋しい。誰か一緒に食べてくれる男が欲しい」と、T君が言うと、「いつでも声をかけてちょうだい」と、後から来たS君(50才)が言いました。
そして、「若いのに精力を付けて、どうするの?」と、みんなに言われていました。
S君は昨日、火曜日が週1の休みでした。
でも、1度も部屋の外には出なかった(何処にも行かなかった)そうです。
「食事はどうしたの?」と、聞いたら、「家にある物で済ませた」そうです。
「昨日はぐっすり寝た」と、S君は言い、笑っていました。
S君がハングル語の歌をカラオケで唄ったのを機に、海外旅行の話になりました。
S君はこれまで5回、韓国に行ったそうです。
知人に韓国人のゲイの人がいるので、彼に案内をしてもらったそうです。
彼がホテルのフロントマンと交渉しているので、「何を話しているの?」と、彼に聞いたら、「ツインベッドになっていた部屋をダブルベッドの部屋にしてもらっている」と、彼が答えたとか。
彼は何度も、このホテルを利用している常連で、フロントマンは男同士なので景色(夜景)の良いツインベッドの部屋を(気をきかして)取っていてくれたみたいです。
でも、彼は大事なお客さん(S君のこと)なのでダブルベッドの部屋にしてくれと交渉していたそうです。
「韓国ではね、男同士でホテルに泊まっても、連れ込みホテルに泊まっても不審(ゲイ同士)に思われないんだよ。部屋は一部屋なんぼで、泊まる人の頭数では料金は変わらないんだよ」と、言っていました。
「男同士で泊まっても、人数に関係なかったら、乱交が出来るね」と、私が言うと、S君は「そう」と、答えました。
次の日の昼間、時間が空いていたので貸し自転車で観光しよう、と云う話になったそうです。
フロントで韓国人の彼がフロントマンに「貸し自転車屋はあるか」ハングル語で聞くと、「ある」との返事。
横にいたS君が「(貸し自転車屋まで)歩いて何分?」と、彼に聞くと、フロントマンが日本語で「5分です」と答えたそうです。
「韓国のフロントマンは英語、日本語、中国語がペラペラだよ」と、S君は言っていました。
「垢すりは経験した?」と、聞いたら、「やったことがことがある。垢すりをする人はパンツを穿いていたけれど、自分は裸。抜き(スペシャル)はなかったけれど、鼠蹊部(そけいぶ)のあたりを微妙にマッサージされて勃起した。気持ち良かった」と、S君は話しました。
Iさんは韓国でマッサージを受けたことがあるそうです。
Iさんは裸でマッサージをする人はパンツ一丁。
うつ伏せ状態だけのマッサージだったそうですが、マッサージをしてくれている男は股間がギンギン、Iさんの体にコツンコツンと勃起していたペニスが当たったそうです。
(マッサージ師の挑発?かな)
でも、男はIさんの好み外で、行けなかったそうです。
今は円高なのでウォンが安い。日本人がいっぱい韓国に行くので、飛行機の予約が取れないと、Iさんは言っていました。