最初のお客さんはNちゃん。Nちゃんは若専です。かけふの店でT君に会い、それ以来、T君に会いたいと今週は3日も来ています。
Nちゅんは5人兄弟の真ん中で、婿養子に行ったそうです。
「婿養子は大変だったでしょう?」と言うと、「(奥さんは)しっかりしているけれど、どこか抜けた所があったので、そうでもない」そうです。
子供は2人とか。
50才過ぎた頃にある人に会い、ゲイの世界に入ったそうです。
「どこでその人に会ったの?映画館?」と聞いたけれど、Nさんは教えてはくれませんでした。
Hさんは昭和14年生まれだそうです。
20才半ばでゲイの初体験。ゲイ歴は約半世紀。
毎日、男とセックスしないと気がすまなかったそうです。
結婚して36才の時に奥さんに自分が同性愛者であることを告白したそうです。話を聞いた奥さんは、男が好きなのに私とセックスをして大変だったねと、理解を示してくれたそうです。
その後、Hさんは自分が飲みに行っているゲイスナック(当時は女も入れていたとか)全部に奥さんを連れて行ったそうです。
それからは肉体関係はなくなったけれど、精神的に本当の夫婦になれたそうです。奥さんを本当に愛しているそうです。
最近まで60才くらいの人と付き合っていたそうですが、セックス中にあんまりにも良い声(よがり声)を出すので、そんなに気持ち良いものか?と思い、バックを開発したいそうです。
時々、アナルに指を入れてみているそです。
良い声を出す人はベッド上でのセックスではなく、立って物につかまりながらのセックスが好きな人だったそうです。「奥まで挿入出来るからだろう?」とHさんの弁。
Hさんはお医者さんで血圧が高くても飲めるEDの薬「レビドラ(1錠1,500円)」をもらって飲んでいるとかで、いつでも出来るように薬を持ち歩いているそうです。「正月用に4、5錠もらいに行く」とHさんは行っていました。「飲んで(空腹時)20分くらいで効いてくる」そうです。
SさんとT君はスパワールド(新世界の天然温泉)に行って来たそうです。
「景色(男の顔ぶれ)はどうだった?」と岡ちゃんが聞いたら、老け専のT君が「悪かった。高校生くらいの子ばかりだった。(若専の)Sさんには良かっただろうけれど」と笑って言いました。
「僕達の若い頃は仲間同士で温泉に行く、と云うようなことはなかったのにね」と私が言うと、「カラオケボックスにでも行く感覚なんだろうね」とT君が言いました。
「7人、入れますか?」との電話。
「無理です」と岡ちゃんが言うと、7人の団体さんが時間を見計らって分散して来店。感謝。