水曜日

最初のお客さんはAちゃん。今年、両親を亡くし1人住まいになったAちゃんは今のマンションが広すぎるので、来年に引っ越すそうです。契約をして来たそうです。

今はギターのサークルに入っています。

サークルの仲間はみんなギターが上手だそうで、みんなに付いて行くために猛練習をしているそうです。

「(年なので指が固くなったりしていて)大変でしょう?」と言うと、「上達の為の“伸びしろ”がいっぱいあります」と、Aちゃんは言っていました。

E君、すごく酔っての来店。みんなと陽気に(天真爛漫に)喋っていました。色んなことを喋るのでハラハラして私は聞いていました。後半はみんなに「どっかに飲みに行きましょう?」と誘っていました。多分、寝て起きたら、今日のことは忘れてしまってしるでしょうね。

東京から始めてのお客さんの来店。何処かの店で“かけふの店”の噂を聞いて来たそうです。通称名はFちゃん(50才)。「生まれは何処?」と聞いたら、福島だそうです。東京では新橋で飲んでいるそうです。

「新橋ではお客さん同士であんまり会話がないそうだね?」と聞くと、「お店にお客さんが来て、1つずつ席を空けて順に座り、その後のお客さんが来て、空いてる席に座り、店がいっぱいになってもシラーとしていて、誰も会話しないし、店の人も何も話さないことがある」とFちゃんが言っていました。しゃべくり漫才のような大阪のゲイスナックでは考えられないことだね。

Tちゃん、今年最後の仕事(日本に来ているアジアの人達に日本語を教える仕事)を終えての来店。

今年は中崎町にある大阪韓国文化院でパンソリ(朝鮮の伝統的民族芸能)を習い、発表会があったそうです。パンソリを習っていた人達は、緊張しまくって発表会当日は声が出なくなってしまったそうです。先生から緊急の発声練習を受けて、やっと唄うことが出来たそうです。その時の写真(朝鮮の衣装を着たTちゃんの写真)を見せてもらいました。写真に写ったTちゃんは日本人には見えませんでした。

Gさんから“阿倍野きなこだんご”をもらいました。

みんなは「美味しい」と言って食べていました。ありがとう。