Aちゃん(72才)の奥さんは入退院を繰り返していました。
肝臓とすい臓が悪かったそうです。
医者に「もう、そろそろです。身内の人に知らせて下さい」と言われ、お別れもしたそうですが奇跡的に良くなり退院したそうです。
退院して一緒にデパートに行ったそうですが、エスカレーターで奥さんが後ろ向きに倒れて怪我をして、頭や腕が血だらけになり、頭をなん針も縫ったそうです。
その後、何度目かの入院で帰らぬ人となったそうです。
享年68才。
Aちゃんは35才の時に「同性愛者であること」を奥さんにカミングアウト。
それを機に、夫婦としてのセックスはなくなったそうですが、夫婦としての(人間としての)信頼関係は深まったそうです。
「最高の奥さんだった」とAちゃん。
奥さんの葬式など一切を済ませ、半年後に“いつまでも沈み込んでいてはダメだ”と思い、飲みに出だしたそうです。
子供はなく、今は独り暮らし。Aちゃん、頑張ってね。
Nさんの来店。
Nさんは今夜、知り合いの女性のジャズのコンサートに行って来たそうです。
一部だけ聴いて、店に来てくれたようです。
Bちゃんの来店。
Bちゃんに「今日はR(淫宿)の帰り?」と聞いたら、採血の跡の小さな白いバンソウコウを(右腕)見せてながら「病院の帰りです」と言いました。
そして、「その後、サナトリュウムに行って来ました」と言いました。
早い話が・・Rに行って来たそうです。
Rには15年前くらいから好きな男(昔あったスナックで知り合った男、いま50才過ぎくらい)がいたそうです。
好きな男は「デブ専」で、Bちゃんはイケないと断られた男だそうです。
その男が他の男と盛っているのを(好きな男は立ちで、挿入してピストン運動)、横で腕枕をしながら見て来たそうです。
Bちゃんは博多祇園山笠が大好きだそうです。
今回も博多に一週間滞在して、最初から最後まで見て来たそうです。
「年配の人でも締め込みをすると、お尻が締まって格好いい」と、Bちゃんは言っていました。
博多祇園山笠には毎年、行っているそうです。
博学のBちゃんが「週刊現代で『大阪(特に新世界)のことについて』連載している中沢新一を知っている?」と聞きました。
来店中のお客さんも私達も「知らない」と答えると、「中沢新一は宗教学者・人類学者で、週刊誌の記事(大阪アースダイバー)の中で『通天閣もスカイツリーも男性のシンボルの象徴だ』と書いていたよ」とのこと。
みんなは「知らない」と答えました。