木曜日

今日、最初のお客さんはR(淫宿)帰りのTちゃん(63才)。

「今日は何もしないで帰って来た」そうです。

タイプが全くいなくて、E(淫宿)のお客さんが多かったそうです。

「Eは1月25日に再開すると張り紙があるけれど、このまま閉めてしまうのではないか?」と、Tちゃんは言っていました。

Zさんは今日、東京に行って来たそうです。

「スポンサーが付いたので、東京に支店を出して来た」と、Gさんは言っていました。

Zさんは「mixiに登録したい」と言い、携帯電話を操作していました。

私達に「どうしたら良い」と聞いてきましたが、私達はmixiに登録をしていないし、携帯電話も持っていないので教えて上げることが出来ませんでした。

通称名も住んでいる所も教えてくれない2人の来店。

2人を仮にAさんとBさんとします。

2人は今日、大阪芸術劇場でやっている「金閣寺(宮本亜紋門演出・V6の森田剛主演)」を観て来たそうです。

金閣寺」は思っていたより良くなかったそうです。

前の席に座った小母ちゃんのマナーが悪かったので、2人は気分を害したそうです。

Bさんは、よっぽど腹が立ったのか(店に来た時は)ブスっとしていました。

「私達のことが日記(ブログ)に書いてあるらしいね。他人に言われた」と、Aさん。

“Aさんは怒っているのかな?”と、私は心配しましたが、そうでもないらしいので、私は安心しました。

Aさんは携帯電話で「スナックかけふ」や「かけふ日記」を検索しましたが、なかなか出て来ませんでした。

そこで、来店中のCちゃん(43才)が検索して上げたら、かけふ日記だけは見ることが出来るようになりました。

そして、前回来た時(1月13日)の、かけふ日記を2人は読んでいました。

Aさんが、自分が描いた少女の写真をBさんに見せると、「少女の目がAさん、そっくり」と、Bさんが言ったそうです。

絵は描いた人(本人)に似るのでしょうね。

そこで、Aさんが言いました。「仏像など、どこから見ても自分を見ているような目線にするには、瞳を・・・・にしたら良いんだよ」と。

瞳の位置についてだけれど、詳しい事は聞き逃してしまいました。

・・・「八方睨み」について調べてみました・・・

今夜も、2人から面白い話、為になる話をいっぱい聞きました。

・・・Aさん、Bさん、日記に書いてはいけないことがあったら「日記に書かないでね」と、言って下さいね。日記には書きませんので。・・・

C君は兼業農家です。

これから椎茸の菌を植える木(クヌギ)をJA(農協)から仕入れるそうです。

クヌギは、JAから農家に分配されるそうです。

「田んぼの水みたいだね」と私が言うと、「そう」とC君。

椎茸の種菌もJAから仕入れるそうですが、C君が来ると農家の人が今(季節ごとに)どんな仕事をしているか分かって、勉強になります。

C君が20年以上付き合っているお父さん(80才半ば)が、つまずいて転んだそうです。

怪我はしなかったそうですが、介護の人達が心配してお父さんを車椅子に乗せようとすると、お父さんは嫌がるそうです。

転んだことに対して、車椅子に乗せられることに対して、お父さん自身ののプライドが許さないそうです。

杖を突いて歩くこと自体は自分で“仕方ない”と思っているそうです。

“幾つになってもプライドを持つと云うことは大切なんだな”と話を聞いていて、私は思いました。