Sちゃん(年金生活)は暇にまかせてJRのキップ160円を買い電車に乗り(改札を出ないで)、大阪、滋賀、兵庫などを回って来たそうです。
姫路駅構内にある駅そば(うどん出汁のそば)を食べて来たそうです。
毎日、立ち飲み屋に行っているSちゃんは2日前、立ち飲み屋から帰ろうとして転んだそうです。その後、今度は尻餅をついたそうです。
飲んだ量はいつもと同じだったそうですが、前の晩、眠れなかったので酔ってしまったそうです。
「いまでも、あちこちが痛い」と言っていました。
仕事を辞めて、生活が不規則になりつつあるようです。
GさんとSちゃんが来て、話は水虫や五十肩の話になり、盛り上がっていました。
通称名を教えてくれない2人(福井と岡山)の来店。
明日は和泉市久保惣記念美術館で行なわれている「物語を描くー源氏と伊勢ー」展に行くそうです。
美術館は和泉中央駅からバスに乗って10分の所。
美術館までの行き方について、どの電車に乗り、何処で乗り換えるかの方法で、みんなの話しは盛り上がりました。
“あ〜、大阪の人間は何で、ここまで親切(おせっかい)なんでしょう”と云った感じでした。
2人は美術館に行った後、神戸市立博物館の特別展「平清盛」に行くそうです。
かけふ日記を読んでいる福井の人から「あんたら生け花展に行ったのね(そう云う趣味があるとは考えられない)」と、言われてしまいました。
福井の人はどんな仕事をしているのだろう。
画家?学者?単なる趣味人?いったい何をしている人でしょうか?
最後のお客さんは「京都の人に紹介されて来ました。・・今日はいやな事があった」と、言う新規さん。
大阪のゲイスナックで飲むのは初めてだそうです。
Uさんは65才で東北(日本海側)の出身とか。
結婚をして2人の娘がいるそうですが、家と家との問題で離婚をしたそうです。
40才を過ぎた頃、東京で仲間と飲んでいて終電がなくなったのでガード下でぼんやり始発の時間を待っていたそうです。
そこに若い子が来て、話し掛けてきたそうです。
「朝までやっているスナックがあるから一緒に行こう」と。
連れて行かれたのが新宿2丁目のゲイスナック。
そのスナックに何回か行き、男を覚えたそうです。
男とは付き合ったことがあるそうですが、ゲイの世界の常で男が隠れて遊ぶので、別れたそうです。
ゲイの世界に入った事についての後悔はなく、返って良かったと、考えているようでした。
「同年輩の人がタイプだ」と、Uさんは言っていました。
「長い人生、きっと良い人とめぐり会えるよ」と言うと、「うん」と、Uさんはうなづいていました。
Uさん、また来て下さいね。人生を語りあいましょう。