Aちゃんが話してくれました。Aちゃんがゲイになった経緯を。
学生の頃は学校の先生にあこがれを抱いていたそうです。
友達が女の話をしたり、遊郭に行ったりしていたそうですが、Aちゃんは全く女には興味がなかったそうです。
でも、童貞のまま結婚する事になり婚前旅行に2人で行ったそうですが、セックスは失敗。
新婚初夜でも勃起はするものの、いざ挿入という時に萎えて叉、失敗。
4度目くらいにやっと、成功して射精に至ったそうです。
それからはセックスが上手くいくようになったそうです。
Aちゃんが30才を過ぎた頃、夜行バスに乗っていると、隣の男がAちゃんの腿や股間をごそごそ触ってきたそうです。
“これが男と男の行為の始まりかな?”と感じたAちゃんは男の手を、がしっとつかみ自分(Aちゃん)の股間の上に乗せたそうです。
男はAちゃんのペニスをしごき、いかせてくれたそうです。
Aちゃんが男の初体験をした時、奥さんは妊娠中だったとか。
男は独身でAちゃんより20才くらい上。2人は付き合いだしたそうです。
暫らくは付き合っていたそうですが、罪悪感から男に「別れてくれ」と、切り出したそうです。
そうしたら、Aちゃんの家に男からの嫌がらせの手紙が数通、届いたそうです。
何通目かの手紙の時、奥さんが不信に思い手紙を開封したら、中は白紙の便箋のみ。
奥さんが「この人は誰?どう云う関係?」と云う様なことを聞いてきたので、「友人で、嫌がらせをされている」と説明をして・・事なきを得たそうです。
その後、世の中はパソコン全盛の時代に。
Aちゃんはパソコンでゲイサイトを知り、出会い系サイトで遠方の人と知り合い再度、ゲイの世界に入ったそうです。
今は、妻帯者の人と付き合っています。週に1回、会っているそうです。
Bさんの来店。
Bさんは阿部寛の映画「テルマエ・ロマエ」を観てきたそうです。
「阿部寛の裸は、肌が綺麗で完璧に鍛え上げられた肉体だった」と、絶賛していました。
AちゃんとBさんはゲイに関する文学や歴史の話で盛り上がりました。
「雨月物語(上田秋成)の中の『菊花の約(ちぎり)』は、究極の愛だ」と、Aちゃん。
「大河『平清盛』と資料『台記』に記されている内容から、武家社会において、出世するのに男色は普通のことだった」と、Bさん。
その他、綱吉と柳沢吉保の関係や、夏目漱石の「こころ」等の話を2人はしていましたが、無学な私達は話しに参加が出来ませんでした。
Mちゃんが作ってくれた「かけふの店のポスター」を見たBさんが「あのポスターはプロのデザイナーが作ったでしょう。よく出来ている」と、絶賛をしていました。
Mちゃん、ありがとう。
Bさん(関西)が会話の中で「いちびる」と云う言葉を使いました。
それを聞いてAちゃんと岡ちゃんが「いちびるって、どう云う意味?」と、聞きました。
私は大阪育ちなので意味は分かっていましたが、2人は理解できなかったようです。
広辞苑で調べたら・・いつび・る {自五}(京阪で)子供などが調子に乗って騒ぐ。・・・とありました。
広辞苑の意味は・・何となく微妙に意味が違うような(説明不足のような)気が、私はしました。
シャワーのYちゃんにTちゃんから伝言。
11日(金)に行きます・・とのことです。