今日は月曜日で暇でした。
来てくれたお客さんは2、30年前からの知り合い(友人)ばかり。
でも、今までに聞いたことのない話を、いっぱい聞くことが出来ました。
Aさんは大学で窯業に関する勉強をしていたそうです。
窯業を目指す人が少なかったので将来を嘱望されていたとか。
大学を卒業して、民間の研究室に入ったそうです。
40年前で日本が世界に飛躍する頃。
高卒の子等はサービス残業をさせられる等の過酷な労働を強制させられていたそうです。
そんな労働条件に義憤を感じ、Aさんは「残業代を支給して上げなさい」とかを上司(会社)に進言したそうです。
Aさんはたちまち、みんな(労働者)の支持を得たそうです。
「みんなで結束して、労働条件改善の為に集団交渉をしよう」と云う話になり、いざその場になったら、みんなは自己保全に回り、発言したのはAさんのみ。
みんなの裏切りでAさんは挫折感を味わい、会社を辞めてしまったそうです。
仕事を辞めたAさんはアメリカ一人旅に出たそうです。
公園にいると太ったオジサンが声をかけてきたそうです。
オジサンはAさんを安心させる為に運転免許書を見せてくれたとか。
そして「(観光で)〇に行ったか?△に行ったか?」と、オジサンが言って来たそうです。
△は車でないと行けない所だったので、「△には行ったことがない」とAさんが言ったら、「連れて行ってやろう」と、オジサン。
そして、連れて行かれたのはモーテル。
Aさんは薄々そうなるであろうと思っていたそうですが、そこで男の初体験をしたそうです。
日本に帰って、アルバイト等をしていたそうですが、新聞で大手保険会社の求人広告を見て応募。
保険会社でも色々あったそうですが55才まで勤めて、早期退職をしたそうです。
アルバイトでは家庭教師や塾の先生をしていて、収入は良かったそうです。
塾では数学を教えていたそうです。
保険会社で転勤になった時、「先生として塾に残ってくれ」と言われたそうですが、断ったそうです。
塾での時間給は良かったそうです。
「今は子供の数が少ないから塾経営は大変。塾に残らなくて良かった」と、Aさんは言っていました。
Aさんは30年以上前から知っているけれど、今夜の様な話は初めて聞きました。
去年、引越をしたBちゃんには、引越の大変さを聞きました。
Bちゃんは引越す前のマンションで男と同棲をしていましたが、男は病死。
その後はBちゃんは一人で住んでいました。
去年、Bちゃんは定年。定年を機に1Kの部屋に引越しました。
大きな部屋から小さな部屋へ。
前の荷物はほとんど捨てたそうです。
廃棄物の引き取り業者が言うには、「瀬戸物、植木、土などは引き取り出来ません」と。
前の同棲相手は植木が大好きで部屋の中やベランダは植木だらけ。
そこで、Bちゃんのお姉さんがやっている家庭菜園に土を捨てることにしたそうです。
甥っ子が車で捨てに行ってくれたそうですが、土は土嚢(どのう)にして6個分くらいあったそうです。
「土を捨てるのは大変だった」と、Bちゃん。
引き取り業者の見積もりは、最初は20万円以上だったそうですが、10万円台で引き取ってくれたそうです。
その他「お引っ越し」に関して、いろいろ面白い話をいっぱい聞きました。