水曜日

今日、最初のお客さんはAちゃん(58才)とBちゃん(57才)。

Aちゃんが「粕汁は作る?」と私に聞いたので、「作るよ」と私が答えると、カバンから越乃寒梅の酒粕を出して来て、くれました。ありがとう。

Bちゃんは若いのに白髪。

2人が出会った半年前にAちゃんがBちゃんに言ったそうです。

「(歳は)70か?」と。「いいや」とBちゃんが言うと「65か?」と。

「いいや」と言うと「60か?」とAちゃん。

「僕はそんなに老けているのかな」と、Bちゃんは首をかしげていました。

Aちゃんは数独にこっています。

20年前、週刊誌に数独が載り始めた頃から数独を始めたそうです。

ちなみにAちゃんは「受け」なので、年下のBちゃんが少し偉そうな口をきいています。

Cちゃん(年配、歳を教えてくれません)とDちゃん(54才)の来店。

「今日は講演をして来た」とDちゃんは言い、「顎が疲れた」と、顎の蝶番(ちょうつがい)を押さえて口をパクパクしました。

それを見て、「パーク(で尺八)して来たの」と、私のジョーク。

どんなテーマで講演をして来たのかは、あえて聞きませんでした。

Cちゃんが私に「霊感はきく?」と聞いたので、「きかないよ」と、私。

Cちゃんは霊感がきくそうです。

「例えばね、どこに骨が埋まっているかが、僕は分かるよ」と、Cちゃんが言いました。

Dちゃんの解説では、警察から要請されてか、死体探しの協力をしたことがあるそうです。

「『ここに骨が埋まっている』とDちゃんが断言したので掘ってみると、魚の骨が出て来た」と言い、「いっぺんに信用をなくしてしまった」と、Dちゃんは笑って言いました。

CちゃんとDちゃんの話を聞いていて、“この2人は一体どんな仕事をしているのだろう?”と、いつも不思議に私は思っています。

Eちゃん(49才)は「男と別れて来た。淋しい。淋しい」と言い、暗い顔をしていました。

よくよく、話を聞いてみると、付き合っている男とさっきまで一緒(セックス)にいて、男が四国に帰ってしまった・・と云うことらしいです。

3週間後には、また会えるそうです。

「別れた。別れた」と言うので、本当の離別かと、私は思ってしまいました。馬鹿みたい。

Fちゃん(63才)は今日、R(淫宿)に行って来たそうです。

人が少なくて、暖房がされていないのか、寒くて寒くて仕方なかったそうです。

数少ない入館者も待ち子ばかりで、誰もやっていなかったそうです。

「行かなければ良かった」と、Fちゃんは言っていました。

「僕だったら、適当な男に手を出すな。ツンツンと」と私が言うと、「拒絶されるのを嫌がる人が多いのよ。断られて傷つく人が多いのよ」と、Cちゃんが言いました。

Gちゃん(40才)、2回目の来店。

前回、かけふの店に来たのがゲイスナックデビュー。

Gちゃんは両親が離婚して、母親に育てられたそうです。

「だから、年配の男がタイプなのね。男親を求めているのね」と、なっとく顔でCちゃんが言いました。

「どこで初体験したの?」と聞いたら、「20才頃、面接に行った先の社長(ビルのオーナー)と」との返事。

「仕事を手伝ってくれ」と社長に言われたそうですが、断ったそうです。

Gちゃんは、年配であれば体型は関係ないそうです。

早く良いお父さんが見つかると良いね。