日曜日

今日、最初のお客さんはAさん(64才)とBさん(59才)。

Aさんは今日、友達と滋賀の希望が丘に行き、きのこ狩りをしたそうです。

2時間、探したそうですが収穫は黄シメジが7本。

大が3本に小4本。3年前は良く採れたそうですが、年々少なくなっているそうです。

「きのこが採れないのは、松林を手入れしていなからだ」と、Aさんは言っていました。

Cさん(68才)は日帰りで大阪に来たそうです。

「奥さんには大阪に行く」と言って来たので、帰った時の話の種として、大阪駅界隈の変わり様を見て歩いたそうです。

9時20分の高速バスで帰るCさん。

9時前に(新世界の賑わいに)後ろ髪ひかれる思いで帰って行かれました。

ゲイで地方に住んでいる人って、大阪に住む私としては、“可哀そうだな”と、思います。Cさん、また来て下さいね。

DさんとE君の来店。

Dさんは今日、義父の葬式を終えての来店。

葬式は盛大で、祭壇の飾り付けだけで100万円したそうです。

弔問に来た人々の香典の額も、桁が違っていたそうです。

そんな話からDさんが言いました。「(Dさんの払う)固定資産税は200万円以上だ。月にしたら20万円くらい払っている」と。

高額の税金を払っているのに政治家はいい加減。今度の選挙に行こうか、行くまいか、迷っているそうです。

選挙の投票日は、DちゃんとE君が(前から決めていた)カニを食べに行く日(1泊旅行)だそうです。

今日、DさんがE君のことを「真剣に思っているのだな」と、Dさんの話から分かりました。

E君がゲイに生まれて来たことは別にして、E君が(事情は知らないけれど)親に反発して家を出たこと、E君が家族に今の住所、職業を知らせていないこと等から、「E君を一生、正しく導いて行きたい。僕に付いて来てくれる限り。僕から離れて行かない限り」と、Dさんは話してくれました。

DさんとE君は、セックスとそれに伴う恋愛だけの、その場だけの仲だと、私は軽く考えていましたが、DさんがそこまでE君を愛しているのだなと、私は心うたれました。

E君って、E君って、幸せ者だなと、私は思いました。

お客さんが切れた11時頃、誕生会を終えた4人の来店。

みんなは盛り上がっていました。

今日は何故か暇な日でしたが、終わり良ければすべて良し。

楽しい日曜の夜でした。