Aちゃん(60才)は一人住まい。
もしもの時の為にエンディングノートを書いたそうです。
エンディングノートの必要性を隣に座っていた(大金持ちの)Bちゃんに説明して、「書いた方が良いよ」と、力説していました。
話を聞いていたBちゃんは「そんな物、必要ないよ」と、けんもほろろ。
Bちゃんは同棲相手のCちゃん(54才)に財産をすべて預けていて、万が一の時のことについては、Cちゃんに全て話してあるそうです。
それでもAちゃんが「書面で残さなければ有効とならない」と説明しましたが、Bちゃんは「必要ない」の一点張りでした。
Bちゃんは大地主の子供として生まれましたが、Bちゃん自身が働いて稼いで大金持ちなので、相続放棄してお兄さんに全て上げたそうです。
頑固者の2人が「必要」「必要ない」と話し合っているのを側で聞いていて、面白かったです。
Dちゃん(68才)とEちゃん(54才)の来店。
AちゃんとEちゃんは一緒にマラソンを走った仲。
Eちゃんの隣にAちゃんが席を替わりました。
話をしていると、Aちゃんは長男。
Dちゃん、Eちゃん、岡ちゃん、私は末っ子。
「ゲイは長男か末っ子だね」と、話し合っていましたが、微妙に長男と末っ子の考え方が違っていました。
長男は父親に反発してゲイになるのか?、末っ子は母親に甘やかされてゲイになるのか?、微妙は考え方の差が、面白かったです。
Fちゃん(54才)、お連れさんと来店。お連れさんはGちゃん(61才)。
Fちゃんは、かけふの店に来る前は1軒のスナックで6、7時間いたそうです。
Gちゃんとは、そのスナックで初めて会い、かけふの店に一緒に来てくれました。
Gちゃんは妻子持ち。単身赴任で大阪に来ているそうです。
3ヶ月前くらいに飲み屋で知り合った人に突然、連れ込み旅館に連れて行かれて、男の初体験。
それ以前からゲイの素養はあったのか、今は完全なる組合員。
Fちゃんがよっぽどタイプなのか「寝よう。寝よう」と、猛烈にアタック。
「明日は5時から仕事なので、今日は無理だ。今度、会った時にしよう」とFちゃんが何度言ってもGちゃんは「僕は仕事が忙しい。今度いつ会えるか分からない。今夜しよう」と、これまた何度も言っていました。
2人のやり取りを聞いていて、これまた面白かったです。
“歳がいって男を覚えると大変だな”と、私は思いました。
今夜は何故か?忙しかったです。