木曜日

店の開店前に昨日、オープンした新しいスナックに顔を出して来ました。

私はビールを少しと焼酎の水割りを2杯飲みましたが、少し酔ってしまいました。

店の名は「あ太郎」で、場所は土方センター。

長い間、空き店になっていた所だそうですが、綺麗なままだったので改装をしないで済んだそうです。

椅子も前の店のままだそうですが、青の椅子で座りやすいい洒落た椅子でした。

鏡がいっぱい張られた店で、明るい照明でした。

開店のパーテーは明日までだそうです。

3ヶ月くらいは休みなしでするそうです。頑張って下さいね。

今日の最初のお客さんはAちゃん(63才)で、R(淫宿)帰り。

今日、Rで「俺に着いて来い」と云った素振りの人がいたので、着いて行ったら、やってくれたそうです。

Aちゃんは全身が痛いそうです。

大病院に行って看てもらったそうですが、原因や病名は不明。

「治療方法はない」と、言われたそうです。

「残りの人生、好きなことをやって生きて下さい」と、医者に言われ、見放されてしまったそうです。

「痛い、痛い」とAさんは常に言い、座っていると尚、痛いとのことで、店では立ってビールを飲み、立ってカラオケで歌を唄っていました。

Bさん(59才)とCさん(58才)は今日、大阪御堂筋のイルミネーションを見て来たそうです。

すごい人出だったそうですが、幻想的で綺麗だったそうです。

D君(38才)は同棲(セックスレス)をしている人がいます。

でも、新たに良い年配の人が出来た時には、「付き合っている人がいるけれど、良いですか?」と言い、「それでも良い」と相手から言われたら、付き合い始めるそうです。

それを聞いていたEちゃんが、「相手がいることは、言う必要がないのと違う」と言うと、Fちゃんはじめ、店にいたみんなは「相手がいることは初めに言った方が良い。後で相手がいることが分かるより良い」と、言いました。

EちゃんとFちゃん(54才)は同棲をしています。

「Eちゃんの若い頃(40才頃)の写真を見る?」とFちゃんが言ったので、写真を見せてもらいました。

写真を見て、私はビックリ。

写真で見る限り、Eちゃんの若い頃はハンサムでメッチャ良い男。

青島(宮崎)の海で撮った裸の写真は胸も張っていて逆三角形。

岡ちゃんは「今の(性格が丸くなって太った)Eちゃんの方が良い」と言いましたが、私は40才代のEちゃんがもっと、もっと良い男だと思いました。

Eちゃんが「昔はモテた」と、常々言っていますが、写真を見る限りでは・・“さもありなん”と、私は納得しました。

「マスターの若い頃は、どうだったの?」と、Fちゃんの質問。

暗に“マスターは昔からブスだったでしょうね”と云った感じの質問でした。

Gちゃん(63才)とEちゃんは、40年以上前からの知り合いだそうです。

GちゃんはEちゃんの家に泊まり込み、お金を返さないことを前提に「お金を貸して」と言い、お金をもらっていたそうです。

Eちゃんに連れて行かれて、ゲイスナックデビューしたそうです。

当時はスナックで、EちゃんとGちゃんはすごくモテたそうです。

「美男と美少年だからだね」と私が言うと、「なあに?」とGちゃん。

もう一度「美男と美少年だからだね」と言うと、Gちゃんは聞こえなかった振りをして「なあに?」と、“何度でも、褒め言葉を言って”と云ったニュアンスで聞き返してきました。