今日、南半球一周の船旅に出ているIさんからメールが着ましたので、転載をします。
2月28日にイースター島沖に到着しました。
岸壁がないため9人乗りのボートで島へ上陸しなければいけません。
1000人近い人がいるため2日に分けて行われ、私は2日目に。
しかし2日目は朝から波が高く上陸ができず、停泊を1日伸ばし、やっと3日目に上陸できました。
イースター島には大きなレストランがありません。
チリは食べ物を持ち込むことが厳しいので、お弁当は水とパン3個だけでしたが、売店でチキンのバーベキュー6ドル、缶ビール3ドルで購入しました。
船でチキンはよく食べているが、きれいな浜辺で食べる焼いたチキンは香ばしく、日本人好みのやさしい味付けでとても美味でした。
3日間停泊した船内では、地元の人たちが乗り込み歌や踊りが披露され、モアイ像作りやお土産が販売されました。
船内にいた2日間は、イースター島を眺めながらお茶したり食事をしたりして、少し優雅なひとときでした。
またこのとき船内で2か月遅れの紅白歌合戦が大きいスクリーンで上映され、ミーシャが歌ったナミブ砂漠が映った時は、皆行った後なのでその美しさにどよめきが起こりました。
また、三輪明宏が歌ったあとは拍手が沸き起こりました。
船内で日本のニュースは1週間から10日ごとに張り出される新聞ニュースと寄港地に届いている1か月遅れの新聞で知るだけです。
インターネットでも見ますが、お金がかかるので、ゆっくり読むことはありません。
エジプトの気球の事故は、今日張り出された新聞ニュースで知りました。
テレビも新聞もない船内生活は、世の中の出来事とは無縁の世界です。
そのため日本の出来事が話題になることは、ほとんどありません。
話題になるのは、日本へ帰ったら「お寿司や刺身が食べたい」などもっぱら食べ物の話です。