Aさん(61才)はE(淫宿)帰り。
今日は第3金曜日で、入館料は1,000円。
人が多かったそうです。
Aさんはいつも、うらやましそうに言っています。
「今の70代の人は、すごく元気だ」と。
70才を過ぎた人が、元気に遊び回っているそうです。
そこで、私が言いました。「元気だからEに行くんだよ。70才代の全員が元気なわけではないんだよ」と。
Aさんは「なるほど」と、納得していました。
Aさんの隣に、京都のBちゃん(61才)が座りました。
Aさんは61と云う年相応に見えますが、Bちゃんはすごく若く見えるので、Aさんは驚いていました。
Aさんは去年の8月7日に胃ガンの手術をして、胃を全部、摘出しています。
Bちゃんは前彼をガンで亡くしています。
Bちゃんは、病気で(痛みで)苦しむことや、死ぬことを恐れているそうです。
そこで、Aさんが言いました。
「ガンで入院中に、末期ガン(手遅れ)を宣告されたり、死んでいく人達に接していたので、死を身近に感じられるようになった。死ぬのが怖くなくなった」と。
Aさんはバツ一です。
子供は1人。息子さんが中学生の時に離婚したそうです。
今は26才の息子さんと一緒に住み、家事はAさんがしています。
Bちゃんが、不思議そうに言いました。
「息子さんは何で、(離婚の時)お父さんの方に付いたんだろうね」と。
息子さんが独身だと聞いて、「息子さんがゲイだったら便利と云うか、楽しいだろうね」と、Bちゃんは言っていました。
Cちゃん(60才)とDちゃん(まだ59才)は今日、京セラドームに野球観戦に行って来たそうです。
5回の表まで1対0でヤクルトが勝っていたそうですが、5回裏で同点。
その後はゼロ行進。
短気で(阪神ファン独特の)自虐的なDちゃんが「(阪神が)負けた、負けた」とぼやき始め、「帰ろう、帰ろう」と言い出したそうです。
「いや、もうちょっと待ってみよう」と、CちゃんはDちゃんをいさめ続けていたそうです。
Dちゃんは、嬉しそうな顔をしていました。良かったね。
「六甲おろし」は唄わないで、帰って来たそうです。
EさんとFちゃん(東京)の来店。
Eさんは新世界に職場(喫茶店)があるので、ゲイの世界訳知りのノンケです。
Eさんはノンケですが、ゲイスナックに出入りをしています。
Fちゃんは、Eさんがタイプで、好きだそうです。
ノンケのEさんが言っていました。「私は男とは寝ません」と。
相手がノンケでも、惚れてしまったら仕方ないね。