木曜日

Aさん(64才)は今日、真田広之が出ている映画「ウルヴァリン SAMURAI」を、観て来たそうです。

その後、(Aさん好みの)デブの従業員がいる牛丼屋にいったそうですが、デブがいなかったそうです。

Aさんは先週の水曜日、キャベツを剥いていて右手の親指の爪の脇を、怪我したそうです。

怪我と言っても、血がにじんだ程度。痛みと云っても本の少し。

大したことはないと、気にしないでいたそうです。

ところが2、3日後から腫れて来て、土曜日には痛くて痛くてたまらなくなったそうです。

親指に少し触れただけで、飛び上るほど痛くなったそうです。

土曜日の午前11時頃、新世界の稲荷神社前の診療所に行ったそうです。

太った60前後(?)の先生が、言ったそうです。

「手術をしますよ」と、念を押すように。

麻酔を打たれ、化膿したところにメスを入れられ、膿を出してもらったそうです。

膿をしぼり出す時は、絶叫するくらいに痛かったそうです。

支払った料金は手術費用も入れて5,000円弱。

治療代が高くつくことを、先生が「手術をします」と言って、暗に匂わしていたそうです。

今は良くなったそうです。

年がいくと抵抗力がなくなるのか、直ぐ化膿するよね。

Aさんは映画大好き。見逃した映画を上映していたらハッテン場の映画館(3本立て)でも観に行きます。

お握り等をコンビニで買って、腰を据えて映画を観ているそうです。

でもでも所詮、映画館はハッテン場。

2階にある映写室の小窓の前を、男を漁っている男がウロウロして、映画(光)を遮断して字幕が見えなくなることがあるそうです。

そう云う時、熱心に映画を観ている人達は一斉に、2階の映写室を振り向くそうです。

「映写室の前の通路は、通行止めにすれば良いのにね」と、Aさんは言っていました。

B君(47才)は昨日、実家に帰って来たそうです。実家はお母さん一人。

お母さん(72才)が、本を熱心に読んでいたそうです。

本の題名は、「100才まで生きる秘訣」

B君は内心、思ったそうです。

「100まで生きるつもりかよ。俺が先に死んでしまう」と。

お母さんは闊達で、自ら車を運転して出回っているそうです。

もう歳だから、車の運転は控えて欲しいそうです。

B君は今年、転勤になりましたが、まだ新しい職場に慣れていないようです。

気付かれ等で、体調が悪いと言っていました。

東京のCちゃん(46才)は、西成区の中央セレーネ(ホテル)に連泊しています。

バス、トイレ、シャワー、テレビ等があって一泊3,500円。

普通のビジネスホテルと変わりはないそうです。

ホームページを見たら、無料で自転車を貸し出しているようです。

夜の門限もなく、玄関脇のドアのカードキーをくれるそうです。

新世界から本、近くにあるので便利だそうです。

このホテルは安くて設備が良いので、外人や卒業旅行の若者達がよく泊まっています。

「明日は、どこに行こう。四天王寺に行ってみようかな」と、C君。

四天王寺は、通天閣から歩いて直ぐの所。

聖徳太子建立で、日本最古のお寺です。

お寺ですが八百万の神を祀っているので、東門には鳥居があります。

私達はC君に提案しました。

「新世界から歩いて直ぐの飛田新地遊郭)に行ってみたら」と。

飛田新地西成区山王3丁目付近一帯で、昔の遊郭の面影を、今も色濃く残しています。(今も営業しています)

遊郭を改装して作られた居酒屋「鯛よし百番」もお勧めです。

あまり知られていない観光スポットが、大阪には結構あります。

みなさん、新世界に遊びに来て下さいね。