今日、最初のお客さんはAさん(妻子持ち・62才、他県)。
前回来た時、帰りの電車の中でウトウト。
はっと我に返り、何を勘違いしたのか(電車の乗り換えをしなくてはと勘違い)電車を降りたそうです。
降りてから、「あっ!」
Aさんが降りるべき駅の、2つ手前の駅で降りてしまったそうです。
時計を見ると、Aさんが乗っていたのは最終電車。
仕方なく、タクシー会社に電話をしたら「もう、今日の営業は終わりました」との返事。
仕方なく、仕方なく歩き出したAさん。
歩くこと2時間(8キロ)。
家に着いたのは午前3時だったそうです。
普段は車で、歩くことの少ないAさんです。
1週間、足にみが入っていたそうです。
田舎だと、駅と駅の間が遠いから大変。
大阪市内だったら、駅と駅の間は15分くらいなのにね。
Aさんが奥さんと、近くにあるダムにドライブに行った時のこと。
奥さんが指にはめていた結婚指輪を外して、Aさんに言ったそうです。
「捨てても、いい?」と。
そして、奥さんはダムの貯水池に向かって、指輪を投げてしまったそうです。
(Aさんの結婚指輪は、とうの昔に無くしていました。)
何故、奥さんが結婚指輪を捨ててしまったか?
それは、Aさんが同性愛者だと分かったからです。
一所懸命にAさんとの結婚生活を全うしようとしても、これから先、夫婦としての愛を紡いでいこうとしても、所詮、Aさんは男の方を向いていると悟った奥さんは、指輪を捨てることによって(夫婦ではなく)同居人になることを、宣言したのです。
それは、奥さんが50才くらいの時だそうです。
奥さんは・・悲しかったでしょうね。
Aさんの話を聞いていて、奥さんの気持ち(苦悩、決意)が痛いほど、私には分かりました。
Aさんにはお土産として(株)たねやの「手づくり最中」を、もらいました。ありがとう。
最中が入っていた紙袋が少し、ヨレヨレに。
「今日、買った時は綺麗だったけれど、持ち歩いていてヨレヨレになった」と、Aさん。
今日、AさんがHをして来たのか、Hをしていないのかは知らないけれど、「Aさんと同じだね(大阪に来る前は綺麗な体だったのに、今は抜いてヨレヨレ、と云う意味)」と私が言うと、Aさんは笑っていました。
Bさんは今日が62才の誕生日。
アルコールが飲めないAさんの為に、フルーツを出して上げて、お祝いとしました。
Bさんは11月6日から奥さんとヨーロッパ旅行。
奥さんと2人っきりでの旅行に行きたくない、Aさんです。
Aさんも、Bさんも歌が大好き。
そして2人共、永井龍雲が大好き。
Aさんが「ルリカケス」を、Aさん風に唄うと、もう1度、同じ曲をカラオケで入れて、BさんはBさん風に唄いました。
Cさんは今日、阪神百貨店で開催していたワイン展に行って来たそうです。
800種類のワインの試飲が出来て、その中の50種類のワインを飲んで来たそうです。
試飲したのは値段の比較的高いワインばかり。
試飲は1種類、3ミリだったそうですが、50種類も飲んだので酔ったそうです。
Cさんは10月27日が誕生日でした。
今日、Cさんが買って来てくれた「スパーリングワイン」を人数分のグラスに入れて、みんなで乾杯をしました。
そして、「あー、そうそう」とCさんは言い、ワイン展で買って来たワインの当て「オードブルラスク グーテ・デ・ロワ ソムリエ」を、みんなにくれました。ありがとう。
今日は、新規さんが2人。
新規さんのことも書きたいけれど、日記がダラダラ長くなるので、割愛します。