一番最初に来たお客さんは2人(AさんとBさん)。
2人は、ボトルをキープして楽しく会話をしていました。
後から、お客さんが何人か来られた時に突然、Aさんが「帰る」と言われ、会計をして帰られました。
「なんで急に帰るんだろう?」と、私は不思議に思い、エレベーターホールで「何かあった?嫌な人でも来た?」と聞いたら、「いや」と、Aさん。
「この人は何時もそうだよ。帰る時間が来ただけだよ」と、Bさん。
「そろそろ帰ります」とでも言われたら驚かないのだけれど、突然、本当に突然、「帰る」と言われたら、私達は“なんでだろう?”と、驚きます。
Cさん、Dさん、Eさんの来店。
Cさんは、白っぽい着物。
Dさんは、袴(はかま)姿。
「Cさんは剣道をしているから、袴は穿き慣れているよ」と、Cさん。
「袴を穿く時は、下着を穿きません。男と寝る予定の時は、勝負褌を締めます」と、Dさん。
Cさんがトイレに行かれたので、「小便をする時は、袴の裾をたくし上げるの?」と聞いたら、「袴はスカートの様になっているから、小便は簡単だよ」と、Cさん。
袴はキュロットスカートの様に裾が2つに別れていると思ったいたけれど、Cさんが穿いている今日の袴はプリーツスカートの様になっているそうです。
“へ〜”と思いながら聞いていましたが、“裾から手を突っ込んでみたいなー”とか“孔雀の体位でセックスが出来るなー”とか、私は妄想を膨らませました。
Fちゃんは酔って、ご機嫌で来店。
今日は元彼と一緒に、飲んで来たそうです。
Fちゃんが組合員になって間がない頃のS63年に、彼と出会ったそうです。
彼とは6年間、付き合ったそうですが、彼が結核になり別れたそうです。
別れても彼とは連絡は取り合っていて、今日、会ったそうです。
今日はなぜか忙しくて、てんてこ舞いでした。