金曜日

Aちゃんは2年前に、家の前にいた野良猫(子猫・花ちゃん)を飼いだし、愛情を注ぎこんでいました。

でも、とうとう4月1日の未明に死んだそうです。

もともと花ちゃんは心臓が悪い子猫で、病院通いばかりしていました。

3月の末には入院をしていましたが、自宅に帰って2日目に死んだそうです。

1日は、猫の焼き場とか、埋葬手続きに追われていたとか。

今は、何かにつけて花ちゃんのことを思い出して、泣いているそうです。

Bちゃん(60過ぎ)が久し振りに来て、その後、Cちゃん(50過ぎ)が来ました。

Cちゃんが、「心臓が苦しくなり、病院に行ったらニトロをくれた」と言ったら、「僕もニトロを持っている」と、Bちゃんが言いました。

Cちゃんの直腸に腫瘍が出来てた時の話かどうかは忘れたけれど、問診を受けている時、医者から「北欧館やロイヤルに行ったことがありますか?」とストレートに聞かれて、Cちゃんはビックリしたことがあるそうです。

そこで「ロイヤルって何ですか?}とCちゃんは、とぼけたそうです。

そこでBちゃんが言いました。「あそこ(肛門)を見て、言ったのと違う」と。

するとCちゃんが言いました。「あそこは使いません。私は立ちです」と。

それを聞いて、「あら、使えないの?気の毒ね」と誰かが、言いました。

なぜか、医者に行ったその日に腫瘍は取ってもらったそうです。

普通、病院の場合、手術日が決まっているのにね。

Cちゃんの昔の関係者(友人)が、HIVで死んだとの風の噂を聞き、Cちゃんは直ぐ、病院に行き、HIV検査を受けたそうです。

診察室で医者に、自分が同性愛者であることを告げ、検査を依頼したそうです。

もちろん、医者の側には看護師(女性)もいたそうです。

血液を採られて1時間半後の結果待ち。

昼飯時であったけれど、食べる気にもなれず緊張状態だったとか。

いよいよの検査結果。

医者から「陰性でした」と告げられ、どっと緊張が解けたそうです。

その時、急に咽喉がカラカラに。

病院のロビーの自動販売機でミネラルウオーターを買い、たて続けに3本の飲んでいたら、看護師に「大丈夫ですか?」と、聞かれたそうです。

検査は保健所ではなく病院で受けたので、検査料は8,000円だったとか。

HIVは陰性と云うことが分かった途端、昔の様には遊べなくなったそうです。

「俺の体は綺麗なんだぞ」と云う気持ちで。

みんなで色いろな話をしている時に、Cちゃんの知り合いの人の来店。

かけふの店にとっては新規さん。彼の名前はDさん。

Dさんには今夜、かけふの店で楽しんでもらえた様なので、私は嬉しかったです。