今日、最初のお客さんは「Hさんの紹介で来ました」と、初めての人。
Hさんは1年半前、仕事で東京に行った人ですが、彼の紹介で来てくれたそうです。
「お名前は」と、岡ちゃんが聞いたら、「Aです」と、新規さん。
年を聞いたら、はっきりとは教えてもらえませんでしたが、60過ぎのようです。
東京生まれの東京育ちだそうです。
「いつ、男を知ったの?」と聞いたら、「17才の時です」と、Aちゃん。
「何処で?」と聞いたら、「新宿にあった日活名画座で」との返事。
後から来たBさん(60代後半)は、青春時代は、東京にいたので、日活名画座の話で盛り上がりました。
「日活名画座は丸井の5階にあったけれど、エレベーターがなかったので大変だった。あの頃は若かったから階段を登れたんだろうね」と、Bちゃん。
日活名画座では「風と共に去りぬ」が定期的に上映されたり、アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」や、オードリー・ヘプバーンの主演映画などが上映されていたそうです。
山本譲二がテレビのインタビュー番組で「北島三郎さんとは、何処で会いましたか?」と聞かれた時に、「映画館」と答えたそうです。「山本と北島が出会った映画館は、日活名画座だろう」と、誰かが言っていました。
後から来たCちゃん(50代後半)に「Cちゃんは幾つの時に覚えたの」と聞いたら、「28才の時」と、Cちゃん。
20代の頃は高槻に住んでいて、通勤で阪急電車に乗っていたそうです。
満員電車の中で誰かの手の甲が股間に当たっていたそうです。
最初は気にしていなかったそうですが、“もしかして、これって痴漢?”と気付いてから、なるべくしてゲイの世界に入ってしまったそうです。
Aちゃんは、子供が欲しかったので33才の時に結婚。息子が2人。
「2人の中のどちらかでもゲイだったら、一緒に飲み歩けたのに」と、Aちゃん。
「〇さんは、若い時はノンケで彼女と付き合っていたけれど、彼女のお父さんに食われてからゲイになり、彼女と別れたそうだ。その後は、〇さんは新橋のスナックのマスターになっている」と、Aちゃんが話していました。
Cちゃんも結婚して娘が2人、いるそうです。
月に2回、家族のもとに帰るそうですが、「その時は、女4人で喋っている」と、Cちゃんは言っていました。
新世界の某食堂には、「ソップうどん」があるそうです。
「ソップうどん」は、ほぼ透明なスープにうどん。
そこに、煮込んだジャガイモとスジ肉が入っていて、それに、胡椒を掛けて食べるそうです。あっさりして、美味しいそうです。
今度、私も食べてみようかな。