今週の日記で、書かなかったこと。
金曜日に来てくれた関東のA君(30過ぎ)は、何となくノンケ風。
A君は前回、新世界に来た時、かけふの店が入っているビルの前を、友達と歩いていたら、2階の店から「やしきたかじん」の歌が聞こえて来たそうです。
「やしきたかじん」の大ファンであるA君はその日、友達と別れて一人で2階の店に行ったそうです。
その時、その店の人と話をして、2人で意気投合。
そして今日、もう一度、2階の店に行こうとしたそうですが時間は10時を回った頃。 店は閉店した後だったそうです。
仕方なく3階の、かけふの店に来てくれました。
A君が18才の頃、新宿を歩いていると雨が降って来たとか。
A君がその時 持っていたのは、たったの300円。
「傘はどうや。傘はどうや」と、人が捨てたビニール傘を売っているホームレスがいたそうです。
振り向いたら、傘を売り付けられそうだったので無視して、駅に向かって急ぎ足で歩いていたそうです。
ホームレスがしつこく追いかけてくるので振り向くとホームレスが、ただでA君に傘をくれたそうです。
くれた傘は新品同様のビニール傘だったとか。
それ以後、新宿でこのホームレスの人を見かける度に、缶コーヒーを差し入れして上げていたそうです。
A君が住んでいるワンルームマンションの隣の部屋で、首つり自殺があったそうです。
マンションの管理会社は、金をかけて隣の部屋をリニューアル。
改装工事のお金は、自殺した男の親に払わせたそうです。
その部屋に、若い娘が引っ越して来たそうです。
「その部屋は、男が首を吊った部屋だと、女は知っているのだろうか?」と、A君。
A君はこの日、色んなことを話してくれました。
Bさん(60代後半)は、大阪市内の一等地の分譲マンションに住んでいます。
甥っ子(姉の息子)が、何となくBさんのマンションを狙っている感じだとか。 遺産相続で。
Bさんの腹づもりは・・・将来、歳が行って一人暮らしが叶わなくなった時、分譲マンションを売って、介護老人ホームの入所費に充てるつもり。
お姉さんが甥っ子に言っているそうです。 「無理だよ」と。
Bさんの友達(Cさん、60代半ば)は、病気(車椅子)で生活保護を受けながら、施設に入っているそうです。
毎日、無駄遣いをしないで、つつましやかに日を送っているので、15年間で200万円のお金が通帳に残っているそうです。
お金は病院の人が管理をしているそうですが、昔、大いに世話になったBさんに「お金、使って良いよ」と、Cさんが言っているとか。
日曜日に「ブログを読んでいます」と言って、新規さんの来店。
新規さんはDさん。
私の持ち場からDさんの席が離れていたので直接、話をした訳ではありませんが、岡ちゃんの話では・・・Dさんは褌の愛好家で、常時、褌をしているそうです。
今夜も、褌の店に行って来た帰りだそうです。
Dさん、また来て下さいね。 お待ち致しております。
今日は火曜日で、店は休み。
クーラーもなくて暑い暑い部屋の中で、岡ちゃんに散髪をしてもらいました。 岡ちゃんも私も、汗だくだく。
バリカンで丸坊主にしてもらい、襟足や顔剃り剃ってもらいました。 感謝。
今日も、銭湯と、立ち飲み屋と、スーパーに、行って帰って来ました。
そして、洗濯をして、食事をして、また飲んで寝ました。
関東のお客さんにもらった本、浅田次郎著「天国までの百マイル」を、読み終えました。
最後は・・想像した通りのハッピーエンドでした。