最初のお客さんに、岡ちゃんが聞きました。
「この店は初めてですか?」と。
「いや、何回か来たことがあります。」と、お客さん。
お客さんの話では、比較的遅い時間に来て、20分くらいいて、帰っておられたそうです。
それで、岡ちゃんにとっては、印象が薄かったのかもしれませんね。
お客さんの名前はAちゃん(60半ば)。
今は会社勤めを辞めて、家で仕事をしているそうです。
6才年下の奥さんはまだ働いているので、Aちゃんが家事全般をしているそうです。 子供は独立。
奥さんのお母さん(義母)は特別養護老人ホームに入っていて、義父がAちゃんの家の近くに一人で住んでいるので、看に行っているそうです。
Aちゃんが男を覚えたのは17才の時。
高校の音楽の先生(男)に、ピアノを教えてもらっていたそうです。
授業が終わり、みんなが帰った後、1対1で。
Aちゃんは学校で唄う唱歌が上手だったので、先生に可愛がられていたそうです。
その先生に食われたそうです。
「先生のくわえた?尺八してあげた?」と聞いたら、「相手は先生だから、『くわえろ』と言われたら、くわえなきゃ仕方ないでしょう」と、Aちゃん。
後で思えば、その時、先生の奥さんは妊娠中だったそうです。
その先生とは今も会うそうです。
地元で、コーラスの指導をしているそうです。
Aちゃんが結婚したのは、世間体で仕方なく。20代後半で。
Aちゃんが来て、30分くらいが経った頃、新規さんの来店。
その新規さんとAちゃんが顔を合わせて、「やー、やー、久し振り」と、2人。
そのお客さんはBちゃんで、Aちゃんより1才年上。
Bちゃんは、スナックSの紹介で来てくれたそうです。
AちゃんとBちゃんの2人は、40年近く前からの知り合いで、BちゃんはAちゃんにとって あこがれの人だった様です。
Bちゃんは8月の誕生日が来たら、その日をもって定年退職。
残って仕事を続けてくれと、会社に言われたそうですが、断ったそうです。
今までは人事(事務職)だったそうですが、「これからは今までとは全く違う仕事をしてみたい」と、Bちゃん。
Bちゃんが男を覚えたのは、20代後半。 結婚をした前後。
それまでは、彼女(今の奥さん)がいて、普通にセックスをしていたそうですが、男を覚えてからは、(奥さんとのセックスで)チンポを勃起させるのに苦労をしたそうです。
Bちゃんも子供が独立して今は、奥さんと2人暮らしだとか。
Aちゃんの奥さんは毎晩、10時頃に寝るそうです。
例えば、9時45分くらいにAちゃんが家の前に着いたら、家の灯りが消えるまで外で待っているそうです。
奥さんが自分の部屋に行き、灯りを消して寝るまで、外で待っているそうです。
「奥さんとは顔をあわせたくない」と、Aちゃん。
「寒い時なんかは大変だよ。 寒くて震えながら明かりが消えるのを外で待っているんだよ」と、Aちゃん。
もし、奥さんの方から離婚を言い出してくれたら、「万々歳」だそうです。
奥さんは、自分が働いて得た金は家にいれないそうです。
全部、自分の物にしているそうです。
昨日来てくれたCちゃんの来店。
昨日は居眠りをして、電車を乗り越したそうです。
JRの京都で降りるべきところを、大津(滋賀)まで行ってしまったとか。
折り返しの電車もなく、仕方なく、タクシーで帰ったそうです。
伏見(京都)までのタクシー代は、6,500円だったとか。
大変だったね。Cちゃん。